目次
グラバー園は犬連れ散歩OK
近くに複数の駐車場がありますが、金額に差があるのでよく吟味しましょう。
カステラの店が多くあります。さすが本場?
途中には大浦天主堂があります。
グラバー園の入場券は大人620円。コタ君無料。建物内部には入れませんが犬連れでもOKな場所。
ここは旧三菱第2ドックハウスで、船を修理している間に乗組員たちが宿泊した施設です。
旧グラバー住宅は日本に西洋技術を伝えたグラバーのビジネス拠点で、スコットランド出身の貿易商グラバーは石炭・造船など、当時の日本の主要産業の近代化に貢献した人です。
プッチーニ像の前にあるグラバーカフェでは犬連れでも休憩が出来る場所です。
旧リンガー住宅(国指定重要文化財)。慶応3年(1867)ごろに建てられたバンガロー風の建物。
旧オルト住宅(国指定重要文化財)。慶応元年(1865)ごろに建てられた石造りの洋館。
旧スチイル記念学校。明治20年(1887)に建てられたミッション系の学校。
旧グラバー住宅(国指定重要文化財)。明治日本の産業革命遺産として世界遺産に認定されています。
文久3年(1863)に建てられた現存する日本最古の木造洋風建築ですが、2021年12月下旬まで保存修理と耐震補強工事を行っています。前回の修理から約50年経ったので必要な工事です。
約3年の工事が後1ヶ月で工事終了なのでほぼ終わっています。
旧グラバー住宅の前には展望台があります。ここから見える長崎をグラバーはどう思っていたのでしょうか・・・。
建物が集中していると思ったら、半分近くは移築したものだそうです。
長崎角煮まんじゅう450円を注文。角煮の中華まんですな。
行く時に知らないタレントがこの店でテレビ撮影をしてたのですが、大絶賛してた。普通の食べ物を大絶賛するから信用がなくなるのに・・・。
駐車料金を払おうとしたら万札しかなかったので、ここでカステラを購入。切り落としをサービスで貰えるのでお得な気分。
オランダ坂は何を見ればいいの?
オランダ坂とは昔、長崎の人は東洋人以外の外国人を「オランダさん」と呼んでいて、そのオランダさんが歩いていことから名付けられました。
石畳が続く坂道は神戸の異人街とも雰囲気が似ています。
東山手十二番館にお邪魔します。
明治元年(1868)に建設され、ロシア領事館などとして使われていたそうです。
今は無料で見学出来ます。
入口に犬については何も明記されてないです。ドッグリュックで潜入することに。
当時はかなりハイカラな建物だったと思われます。
出島は民間が出資した重要な貿易地
出島の周りを歩いていたら犬禁止マークが・・・。HPを見るとケージに入れて施設側で安全等が確保出来た場合のみ入場が許可されます。
入場券は大人520円。コタ君無料。
ドッグスリングでは無理なので、メッシュ付のドッグリュックがおすすめです。これだと城巡りやロープウェイもOKになります。
グラバー園周辺から歩くには微妙に遠いのですが、出島周辺の方が駐車料金が安いです。
現在の出島の様子~歴史
出島は周りを海で囲われていると思っていたので、周囲の風景が意外でした。
ここは表門からすぐ左にある旧石倉(考古館)で、出島の歴史と発掘遺物などを展示しています。
ここを見れば長崎の歴史もわかります。
当時の出島を1/15で復元したミニチュアがあります。
出島は寛永13年(1636)、長崎の町の岬の先端に徳川幕府の名により築造されました。町の中で暮らしていたポルトガル人を収容し貿易の掌握とキリスト教の広まりを防ぐ仕組みとして完成しました。
島原・天草一揆が起こり、寛永16年(1639)ポルトガル船の来航は禁じられました。そののち当時平戸で貿易をしていたオランダの商館が出島に移され、幕末までオランダとの交流が続きました。
日本とヨーロッパ間の唯一の貿易地、また蘭学をはじめ日本の近代化において出島は重要な役割を果たしました。
展示物が多く説明も丁寧にしてあるので、小学生の遠足から高校の修学旅行まで多くの生徒達もいます。教科書で見るより実物を見たほうが印象に残るのでためになる場所です。
西側の水門ゲート付近から見た出島の家の様子。
出島の復元は昭和26年(1951)から復元計画が動き出し、第1期工事が2000年に、第2期工事が2006年、第3期工事が2016年に完成しています。現在も復元計画は進んでいます。
ミュージアムショップの様子。出島ならではのお土産も多数あります。
カピタン部屋
オランダ商館長(カピタン)の居宅。
商館長の仕事ぶりやクリスマスの宴会を再現しています。基本和風ですが無理やり洋風にした不思議な建物です。
長崎新地中華街ではテイクアウトが楽しい
日本三大中華街の一つ。東西南北の入口に中華門が立ちます。
冬の長崎ランタンフェスティバルでは赤色のランタンが通りを照らす人気の祭です。
日本であっても日本らしくない場所です。
テイクアウトのメニューも珍しいものがあります。
お腹が空いたので注文します。
チマキとハトシを注文。チマキは日本のチマキよりべっとりしていて食べにくく、葉にこびりついたのが取れない程度。ハトシは食パンの間にエビのすり身を挟んで油で揚げたもので、おやつにちょうどよかった。他にも色々食べればよかったと今になって思います。
神戸の中華街ではワンコ連れで食事が出来る店が複数あったのですが、長崎もあるのでしょうか?
湊公園にある中華門。地元の人達が自堕落に過ごしていました。
雲仙は地獄だった?
駐車料金は500円。多分どこも同じかな?最初に雲仙お山の情報館に行ってパンフレットをもらっておきましょう。
雲仙は昔「温泉」と書き表されていました。これは温泉寺満明寺の山号から来たもので、やがて文人らが雲仙と表すようになりこれが定着したものです。
雲仙地獄は至るところから高温の温泉と噴気が激しく噴出し、強い硫黄臭が漂う場所です。車で通っていても、そこら中煙だらけになっていました。入場料はなく遊歩道が整備されています。
硫黄の匂いがきついのですが、コタ君は平気なのでしょうか?
お糸地獄のそばにある雲仙地獄工房は温泉卵を販売している場所。
火山のエネルギーを感じてきました。
温泉卵は2個で200円。温泉卵だねー。
雲仙が温泉地帯だとは知りませんでした。
大宝元年(701)にはすでに温泉の歴史が始まったようです。
仁田峠第二展望所
自然環境協力金として100円を支払って通る一方通行の道。
島原市を一望できる場所で、紅葉の時期は大渋滞が発生する場所。
紅葉の時期は過ぎているので10台ほどの駐車場は数台の車がある程度。
平成2年(1990)に雲仙普賢岳は噴火活動を再開し、平成3年(1991)の火砕流では多くの被害が発生しています。
写真の右側に向かって火砕流が流れて行ったようです。
雲仙仁田峠
標高1000mを超えるこの場所では雲仙ロープウェイが運行しています。
犬は雲仙ロープウェイには乗れないようです。
雲仙ロープウェイ乗り場の横から平成新山が見えます。
島原までの普賢岳から平成新山
荒々しい火山は魅力的に見え、非常に気になります。
あらゆる場所から普賢岳を撮影してみました。
島原はキレイな湧水があふれる城下町だった
島原城
島原城は内堀の中に駐車場を作っている珍しい場所です。
<< 駐車料金 >> 330円
<< 入館料 >> 大人550円 小・中・高280円
島原城の天守は犬は抱っこで入れます。疲れるのでドッグリュックで潜入します。
島原城は元和4年(1618)に着工、7年の歳月をかけて完成しています。同時に島原城下町も整備されたようです。
明治維新で廃城となり、払下げ・解体されましたが昭和39年(1964)に天守が復元されました。
1階にキリシタン展、2階に郷土資料展、3階に民俗展、4階に観光と物産コーナー、5階に展望所が設けられています。
コタ君の鎧とどっちがかっこいいか見比べるコタ君。
キリシタン鍔。キリシタン武将がいたそうですが、思想が成立するのか疑問。
天守から見える普賢岳。
海の向こうには熊本の大地が見えます。
7万石の大名ですが、それに見合わず島原城は立派。
武家屋敷跡
島原城のすぐ北に広がる武家屋敷跡にやってきました。
石垣や雰囲気はあるのですが、地味・・・。
今現在、人も住んでいるので一部が公開されています。
鯉の泳ぐまち
島原城の南には「鯉の泳ぐまち」があります。
寂れた商店街を歩きます。
商店街に流れる水は確かにきれい。
観光交流センター「清流亭」にはお土産等も売っています。
水路には鯉がいっぱい?
水路に鯉と行ったら島根県の津和野が有名。
湧水庭園「四明荘」はまるで水の上に建てられたようです。
普通の池では考えられないほど水がキレイです。頑張って歩いて来たのですが、よく考えたら鯉は観光地ならどこでもいる魚だった・・・。
稲佐山山頂展望台は日本を代表する夜景が見られる
ロープウェイがありますが犬は乗れないので車でやってきました。有料道路を通って標高333mの展望台がある場所まで到着。
平日でも車が多く、駐車場はすぐにいっぱいです。すぐ帰る人も多いので待ったほうがいいかな?
「世界新三大夜景」「日本新三大夜景」に認定され日本を代表する夜景都市となった長崎。普段夜景を見ることがないのでよくわからない・・・。
「日本三大夜景」の一つ神戸の摩耶山掬星台もよかった。
ここには飲食店・売店が数店舗ありますが現金が使えません。完全キャッシュレスを目指しているみたい。万札しかなく、帰りの有料道路の小銭がないのでどうしようかと悩みました。
結局プリペイドカードの自販機があるので謎の手数料500円を支払って千円札を確保しました。
長崎では現金のみの駐車場に苦労しました。
犬連れペット連れで食事(ランチ・カフェ)が出来る店
ショッピングモール。イタリアンから魚介類、デザートのお店があります。テラス席がペット可。
レストラン。トルコライスやパーティーメニュまで。テラス席がペット可。
ボリュームたっぷりなトルコライスが人気のお店です。店内もワンコ連れ可。
犬連れペット連れで宿泊できるホテル
庭付きコテージなので周囲に気兼ねなく宿泊が可能。海沿いの散歩も楽しめます。
中型犬まで同じ部屋で宿泊できます。部屋の前に庭があるのでノーリードで遊べます。
まとめ
長崎の街は和洋折衷と言うべきか、中華街もあるので色々な文化を楽しめます。寺の隣に教会があるなど不思議な街でもありました。
神戸の町並みを思い出させてくれ、北野異人館街や南京町など歴史の背景もよく似ているかも。
出島の内部が特に印象に残っているので犬連れでも行ってほしい場所です。
色々な場所で駐車料金が必要になるのですが、現金のみ(千円札まで)なので非常に困った。小銭か千円札がいっぱい必要です。
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