桜島に犬連れおでかけ観光旅行 ペットと食事が出来る店やホテル 観光名所巡り




黒神埋没鳥居

大正3(1914)年の桜島大噴火によって3mの鳥居が埋没してしまいました。

大正大噴火の前兆は3日前には始まっていたそうです。島内の至るところで井戸が沸騰し、海岸には死魚が浮き、地震が断続的に起きていました。

黒煙は上空7000mにも達し、全島を覆い尽くしました。降り注ぐ噴石の雨、翌日には30億トンもの溶岩の流出が始まり、ここ黒神の全戸687戸が火山灰に埋没しました。

桜島はその時に大隅半島と陸続きになりました。それ以前は本当に島だったので少し驚きでもあります。


黒神埋没鳥居の近くからの桜島火山。数年前より形が変わった?

右から御岳(北岳)が1117m、中岳が1060m、南岳が1040mとなっています。


有村溶岩展望所

桜島をドライブしていると至るところに退避壕があるのに気が付きます。


遊歩道を歩いて展望台まで行けます。


有村溶岩展望所の付近は大正噴火によって出来たものですが、周囲にはクロマツやススキなどの日光を好む草木が目立ちます。


溶岩とクロマツと火山。この周囲は別世界です。


湯之平展望所

今現在、桜島は登山が禁止されているので登れません。観光客が登れる最高地点がここ湯之平展望所の標高373mになります。

明治時代までは登山も行われていたようです。


赤水展望広場

火山から少し離れるのでいい展望ではありません。


ここ赤水展望広場は、平成16(2004)年8月21日に「長渕剛桜島オールナイトコンサート」が開催され、全国から75000人もの人々が集まった場所です。


コンサートの感動を残そうと平成18(2006)年に完成したモニュメント「叫びの肖像」。


烏島展望所

桜島は昔から何度も噴火を繰り返していますが、その中でも文明噴火(1471)、安永噴火(1779~1780)、大正噴火(1914)が桜島三大噴火と言われています。

海に浮かんでいた烏島は大正噴火の溶岩に飲み込まれ、桜島の一部となりました。烏島は溶岩の下20mに埋もれてしまったのです。


鹿児島市内の様子が少し見えます。


桜島ビジターセンター

桜島の噴火の歴史や自然などを解説している桜島ビジターセンターは無料で利用できます。

ワンコについて聞いてみると、他人に迷惑をかけないとか抱っこ等で入ってもいいそうです。


ドッグリュックで入ったのですが、色々な人にコタ君が褒められました。大人しいとかいい子にしているとか・・・。





コタ君は外ではいい子なのだ!


爆発する火山に感心するコタ君。


桜島ってどのくらいの頻度で爆発しているのかと思ったら、年に数百回も噴火・爆発をしている危険な火山でした。

2011年などは1355回の噴火、996回の爆発という暴れっぷり・・・。


桜島溶岩なぎさ公園

桜島ビジターセンターの隣りにある「桜島溶岩なぎさ公園」は足湯公園とも言える規模。


錦江湾の向こうには鹿児島市内が一望できます。


火山や海を見ながら足湯に浸かる。なんとも贅沢な時間を過ごせます。足湯の温度は低く30度前後かな?


隣には有料の「桜島海づり公園」があります。


月讀神社

桜島最大の神社。大正噴火によって埋もれたが、現在の場所へ再建されました。駐車場は入口ではなく、大きく回って裏側にあります。


小さな神社で、フェリー乗り場がよく見えます。


桜島自然恐竜公園

日本全国にある恐竜公園の一つでもある「桜島自然恐竜公園」。

福井県のかつやまディノパークもワンコOK。

岡山県のカブトガニ博物館でも恐竜と一緒になれます。


アロサウルスとコタラプトル。


ディメトロドンとコタラプトル。


捕食されそうになったコタラプトル。


絶体絶命のピンチ!


エダホザウルスとコタザウルス。


ブロントサウルスとコタザウルス。


道の駅 桜島 火の島めぐみ館

桜島にある道の駅。商品がかなり独特なので、お土産にも面白い店。


溶岩ストラップと溶岩茶香炉。


桜島小みかんキャンディや桜島大根飴など味の想像が出来ない商品もあります。


芋関係の商品やサトウキビの商品など。

お食事処「おふくろの味 旬」もあり、食事も可能な道の駅。


桜島付近の道の駅

「道の駅 たるみず はまびら」は巨大な道の駅で、土産屋はもちろんカフェやデザート等もあります。別棟の「こだわりの店 海鮮 よかもん市場」では海産物やフードコートもある施設。

隣にホテルやコンビニもあるので、かなり便利な場所とも言えます。


レストランメニュー。

鹿児島・桜島らしいメニューも複数あります。


注文したらロボットが持ってきてくれました。テーブルに置いてくれるのかと待っていたら、それは自分でやるみたい。


ブリ・カンパチ・マグロ丼(1980円)を注文。

小さい丼なので物足りない量でしたが、ブリ・カンパチの舌触りが別格によかった。後から知ったのですが鹿児島県はブリの養殖生産量が日本一でした。

鹿児島長島町のブリは「鰤王」の名前でブランドブリとして知られ、国内だけでなく海外にも輸出されています。


「道の駅 たるみず」からは桜島がよく見える景色のいい道の駅。ここにも足湯があります。


レストランはブリとカンパチが人気みたいで、食べたかったのですが営業前なので断念しました。


道の駅としては建物が少し小さいのですが、食べ物関係は豊富にあります。


とり刺しの種類が豊富にあります。コタ君と一緒に食べました。


レストランで食べられなかったので、ブリ・カンパチの刺し身を購入。


犬連れペット連れで食事(ランチ・カフェ)が出来る店

蕎麦屋。テラス席がペット可。


犬連れペット連れで宿泊できるホテル

ペット同伴専用コテージにて、小型犬まで同じ部屋で宿泊可能。


まとめ

桜島を久しぶりにドライブしました。この辺に初めてきた人は驚くかもしれませんが、火山灰がすごいです。晴れた日が続いていると車を走った後に灰が舞い上がります。

風向きによっては、鹿児島市内でも宿泊した次の日に車をみると火山灰で真っ黒・・・なんて事もよくあります。火山灰を取る時は色々注意が必要で、面倒な曲者なのです。

桜島国際火山砂防センターはワンコNGでした。


桜島の周囲は約36キロあり、人口は約4000人。このような不便な場所でも人は生活するのだなと関心もします。

様々な角度で桜島を見ることが出来ますが、荒々しい火山はかなり迫力あるので自分の目で見て欲しい場所です。

観光地としては独特な商品が数多くあり、魅力的な場所だと思います。住んでいる人には申し訳ないのですが、桜島が爆発している瞬間を見てみたいと思う今日このごろ。





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