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犬連れ焼岳登山は新中の湯ルートで
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無料で10台ほど駐車出来ます。
2年ほど前に登った時は平日だったので車が10台もいませんでしたが、今回は日曜日という事や乗鞍岳など複数の山が道路崩壊や通行止めなどもあり、焼岳に流れ込んで来たのだと思います。
午前6時に到着した時にはすでに路駐含めて50台ほどの車が・・・。
タクシーでここまで来ている人も何人かいたので、休日は時間を考えないと大変です。
通常であれば焼岳登山は上高地バスターミナルから登る人が多いのですが、犬は上高地バスターミナルに行く事が出来ない(規制されています)ので「新中の湯ルート」から登ることになります。
焼岳は北アルプス唯一の活火山で、山頂付近はその臭気に覆われることが多いので長居出来ない事もある山です。
焼岳には山頂が二つあり、最高峰の南峰(2456m)は崩落の恐れが強く立入禁止となっています。そこで目指すのは北峰(2444m)です。
日本百名山「焼岳」登山開始!
焼岳登山口です。この付近で標高1600mほどあります。午前6時36分元気に出発します!
登山口近くの看板。活火山なので噴火警報レベルまで表示されています。
2年ほど前はこの先に日本猿の群れがいて、コタ君と猿が威嚇しまくってました。石を投げても逃げなかったので猿と犬が仲が悪いのはどうしようもない事みたいです。
登ってすぐの場所。今日はずっと小雨が降っているので、石が滑って歩きにくいです。石が滑ると下りが危険なので嫌いです・・・。
写真には撮っていませんが、多くの登山客が登っています。その全てを抜いていく速歩きコンビです。
登りはじめて約50分。水分補給とおやつ補給です。小雨が降っているので涼しく、暑さによる体力消耗はありません。薄い長袖2枚と半袖1枚で登っています。
暑がりな私はすぐ上着を脱ぐのですが、最後まで脱ぐことはありませんでした。
木のはしご程度ならそのまま登っていくコタ君。
普段から鍛えているワンコなので逞しいのです。
登りはじめて約1時間。森を抜けて山肌に笹が広がる場所に出てきました。
焼岳は案内看板が全然なく、何合目とか、ルート表示とかの看板が一つもないので腕時計の高度計やアプリの高度計をチェックしましょう。
この付近で標高2100~2200mほどあります。
高山植物も見られます。夏の高山植物はもう枯れているようでした。
さらに登っていくと硫黄の匂いがしてきました。頂上は近い!
犬は硫黄の匂いは平気なのでしょうか?少しダイエットをしたのと、トレーニングによってパワーアップしたコタ君は疲れる様子もなく登っています。
ガスが晴れたら池が見える場所です。
他のアルプスの山々と比べて明らかに違います。硫黄の匂いも強く、別世界です。
焼岳北峰(標高2444m)に到着
焼岳北峰に到着!この時点で8時11分。1時間35分で登りました。
2年前はデータが消えたのでよくわからないのですが、たしか2時間近くかかった記憶があります。
2年前の自分に勝った!!成長している証です。
赤みを帯びた色の正体は火山岩で、大正4年(1915)には大噴火を起こし、泥流によって麓に大正池がつくられました。
広大な上高地自体も古の焼岳の噴火による溶岩流によって、土砂がせき止められて造られた地形なのです。
上高地からの登山ルートには焼岳小屋もありますが、頂上まで来て満足なので行きません!まいったか!!
頂上から見る周りの景色。何も見えない・・・。
2年前はこれにプラス強風で、コタ君が飛ばされるのではないかレベルでした。
頂上にある岩山の上。この時点で日本で一番高い場所にいる(多分)ワンコです。
日本のワンコの頂点に立つ漢小太郎です!!
下山していると一瞬だけ晴れ間が出来たのですが、方向がよくわからないので何の山かわかりません。
頂上近くにある池も少しだけ見ることが出来ました。
登っていた時より山肌が見えますが、相変わらず岩だらけの火山です。
帰りの途中、一仕事終わったコタ君の顔。
下りに1回座って休憩したくらいで、それ以外はずっと立っています。
帰りの下りも小雨が降っているのでコタ君ドロドロ・・・。
駐車場まで往復3時間ちょっとでした。休憩しないとこの程度で登れる距離の山です。
これは普段から鍛えている我ら山登りコンビのタイムです。
さわんど温泉 湯の郷公園で疲労回復
トイレや無料の足湯がある公園です。
温度計を見ると湯の温度が34℃でした。ちょっとヌルいのですが、場所を変えるともう少し熱い所もあるみたいです。
登山後の足の疲労回復にはピッタリの場所だと思います。
この場所でも標高1000m以上あり、川の水がとてもキレイです。
番所(ばんどころ)大滝
入口に駐車料金200円の看板があります。
すぐにこの看板にたどり着きますが、左側が番所小滝ルートです。歩くのが面倒くさい場合は、右側の番所大滝ルートに行きましょう。
焼岳登山した後にさらに坂道を歩きます。もう坂道はお腹いっぱい・・・。
番所小滝が見えた所で気が付きました。もう歩きたくない・・・。
ここまで来たのでせっかくだから番所大滝まで登って、降りてやってきました。
高さ40m幅11mの「番所大滝」。小大野川が乗鞍岳の溶岩を刻んで作った滝で、「善五郎の滝」「三本滝」と共に「乗鞍三滝」とも呼ばれています。
乗鞍岳はいくつかの火山からなる複合火山です。最高峰の剣ヶ峰付近から噴出した溶岩流は、かつてこの一帯にあった深い谷を埋め、広大な溶岩台地をつくりました。これが現在の乗鞍高原です。
この溶岩流(番所溶岩)は、ここ番所大滝付近では一枚の溶岩となり、厚さ60mに達しています。
コタ君は高いところでも平気だったりするのですが、崖の近くは嫌いなのです。
ここから駐車場まで坂を登ります!
乗鞍高原には恐竜がいる
乗鞍高原までやってきました。この一帯は標高1400mほどあります。
この周辺にはペンションやホテル、キャンプ場やカフェなどの施設が多くあり、時間がある時はのんびり過ごしたい場所です。
無料駐車場とトイレがあり、自然を満喫出来る場所です。
管理棟は閉鎖されているみたいです。
この辺りでは大正時代の初め頃から牛の放牧が行われていたそうですが、今現在は牛の放牧は行われていません。
川を見るとすぐに入ってしまう、どこかの知らないワンコ・・・。
近くのあざみ池まで来ました。距離感がわからなかったのですが、10分程度歩きました。
善五郎の滝なども見ることが出来るのですが、かなりの時間がかかりそうなので止めきました・・・。
外周を歩くと数時間はかかりそうなので、水分や食料が必須だと思われます。都会に住んでいるワンコにはお散歩させてあげてください。
あざみ池にはマガモが数羽のんびり泳いでました。風がなかったので、水面に映る景色がとてもキレイです。
あざみ池をぐるりと散歩してます。先程泳いだからまたお腹がヨゴレる汚いワンコ・・・。
自然がいっぱいなので、恐竜もいました。恐竜は絶滅していなかったのです!
コタザウルスと名付けました。
犬連れペット連れで食事(ランチ・カフェ)が出来る店
わんこと一緒に楽しめる蕎麦カフェ。ドッグランがあるのでワンコも喜びます。
カフェ・喫茶のお店です。
とんかつ屋。店内もペット可。
カフェ・喫茶のお店です。ワンコも店内OK。
イタリア料理のお店です。テラス席がペット可。
イタリアンレストラン。ワンコも店内に入れます。
カレー屋。小型犬は店内も入れます。ペット用メニューもあり。
諏訪湖の湖畔にあるレストラン。ガーデンテラス席がペット可。
犬連れで宿泊したペットホテル「お宿たんたん」
長野県安曇野市にある「お宿たんたん」。
長野県周辺には犬連れ専用ホテルが数多くあるのですが、ここ「お宿たんたん」ではワンコがベッドの上にあがってもOKと明記してあるのです!
他のペットホテルでは部屋ではケージに入れろとか、ベッドの上にあげる行為は禁止とか犬連れ旅行を何だと思っているのか?
室内犬がベッドにあがるなと言っても無理なんだよーーーー!!!!
少なくともうちのコタ君には無理です。
それと私ならではの悩みがあります。
私の場合は登山が目的の一つなので、人間一人ワンコ一匹で旅をします。
そうなると人間一人とワンコ一匹で泊まれるホテルが少ないのです!!
ほぼ必ず”人間二人”が最低条件となっていて、人間一人は問答無用で予約が出来ないシステムになっているホテルばかり・・・。
お宿たんたんでは人間一人ワンコ一匹でも予約が出来るので助かりました。
年間120泊ほどビジネスホテルに泊まる、ビジネスホテル研究家(自称)の私がお宿たんたんを紹介します。
部屋は狭いと思います。鍵がシリンダーサムターンの部屋内の木扉仕様。
ビジネスホテルやマンションの様な個室ではなく、あくまで家の中の部屋という感じなので、廊下を誰かが歩けば音や気配は感じます。
テレビの裏にトイレと洗面所があります。アメニティーは歯ブラシセットのみ。
ペット用はお皿とペットシーツ、玄関に足拭きタオルなどがありますが、コタ君用は全て持参しているので気になりません。
1階に貸し切りタイプのお風呂場が2ヶ所あり、客が多い場合は時間を予約することもあるそうです。
私が風呂に入っている時ですが、コタ君を部屋に置いていくとワンワンうるさい子なので、隣の脱衣場でいい子して待ってもらいました。
一人と一匹の旅ではいつも問題になります。解決策は同じ場所にいることなのですが、宿泊するホテルの内容をよく見ないといけません。
2階の廊下に貼ってある無数の写真。何かと思ったら今までに宿泊したワンコの写真でした。
2016年にここが出来てからずっと記録しているようです。
よく見ると何度も宿泊したワンコには泊まった回数まで明記しています。リピーターが多い所はいい所と相場が決まっているのです。
食事もダイニングでワンコと一緒だそうです。今回は素泊まりだったので食事内容は不明です。
部屋から見える景色。自然がいっぱいな場所です。熊がたまに出る?みたいです。
少し散歩すると釣り堀を発見。
釣り堀の隣には広大な果樹園が広がります。
大事なのはここのオーナーが犬好きだという事です。
ワンコにやさしく接してくれるので安心して宿泊出来る場所です。
アルプスの山々に登る時にはまた宿泊する予定です。
犬連れペット連れで宿泊できるホテル
美ヶ原高原山麓にある森の中でワンコと泊まれる場所で、長野県でも最大級のコテージ村。
キャンプやバーベキュー、フィッシングなどアウトドアを楽しみたい人に人気です。釣ったイワナはその場で食べられるので、グループで行っても楽しめます。
ドッグランもあり、自然の中でワンコが野生化するかも?
ペットと一緒に宿泊できるバウバウコテージ。 エアコン、足洗い場、空気清浄機完備。ワンコ専用アメニティーもあるのでワンコ旅初心者でも安心です。
標高1000mにある森と自然に囲まれたドッグランで、ワンコものびのびと遊べます。
食事は信州牛を使った焼肉セットやしゃぶしゃぶ、BBQも楽しめます。
白馬の静かな別荘地に33棟あるコテージ村。 ワンコも一緒に乗れるゴンドラや水遊びの楽しめる河川公園などもあるのでワンコも大満足。
近くにはドッグカフェ・ドッグラン・レストラン・動物病院もあるので安心です。
周囲を散策する本拠地としても活躍してくれます。
まとめ
長野県は百名山以外でも素晴らしい山はたくさんあります。犬連れ登山で注意する事の一つに、ライチョウの住処がある山には犬連れで登らないようにしましょう。
宿泊した長野県安曇野市周辺ですが、お洒落な建物ばかり・・・。主にりんご果樹園が多いのですが、その間にあるカフェやペンション、民家までハイカラさんです。
在来の日本家屋がないので昔からの土地ではないのかな?それとも景観条例で日本家屋が禁止されてるの?レベルに雰囲気が違う地域でした。
長野県市街地以外の施設の多くにはクマ注意の看板が多かったので、出るのでしょう。
山登りしていたらいつか出会う日が来るのかも・・・。
個人的には乗鞍高原がオススメでした。店も多くあり、自然を満喫出来るので1日かけてのんびり過ごすのがリフレッシュ出来ていい休日になると思います。
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