目次
鵜戸神宮(うどじんぐう)
鵜戸神宮は駐車場が2か所あり、海岸近くの駐車場が近いのでお勧め。山側に行くとかなり歩くので疲れます。
参道に少しの店があり、海のそばを歩いて行きます。外国人も多いです。
鵜戸神宮は洞窟の中に本殿があります。
崖にそって作られた階段を降りる必要があり、神社としては珍しい「下り宮」となっているのも特徴の一つ。
本殿前の山窟前の嚴岩は自然のままみたいです。
朱塗りの本殿があります。犬については特に明記されていません。
鵜戸神宮は朝日の名所ということもあり、洞窟の中から鳥居越しに朝日が昇るのを見られるようです。
亀石の上に枡形の穴が開いており、その穴に男性は左手、女性は右手で願いを込めた「運玉」を投げ入れることにより願いが叶うと言われています。
御利益は商売繫盛・安産・子宝・縁結・海上安全などで、非常に多くの参拝客が訪れています。
飫肥城跡~飫肥城下町
飫肥(おび)城は失礼ながらまったく知らなくて、なんと読むのかも知らなかった地名。飫肥城藩主伊東氏は藤原南家の子孫。戦国時代から大国である隣国の島津藩とのいざこざが続いた国のようです。
無料駐車場隣にチケット販売所があり、有料施設に入れる「通行手形」や「食べあるき引換券付マップ」が販売されています。
場内には飫肥小学校が出来ているなど、天守はすでにありません。
場内はリードでOKです。
飫肥城 旧本丸跡は大木の杉がいっぱいで、床一面に苔が生えている不思議な場所。
飫肥城旧本丸跡は元禄6(1693)年に、現在の飫肥小学校グラウンドに本丸が完成移転するまでは藩主の御殿でした。旧本丸跡は3度の大地震で御殿を移転することになり、城は石垣を多用した近世的な城館に変貌しました。
立派な苔が一面にある様は京都や奈良の寺院のような雰囲気もあります。
コタ君も旧本丸跡の神聖な雰囲気を感じている様子。
飫肥城はシラス台地を空堀や堀切道で区切った11の区画から構成されていて、南九州独特の築城法でもあります。
飫肥城歴史資料館
飫肥城の通行手形で行ける有料施設を巡って行きます。全ての施設においてワンコは抱っこ等でOKなのでドッグリュックで潜入しています。
飫肥城歴史資料館は飫肥藩の関係資料を展示していて、武家文化や甲冑などの多くの展示物があります。
日本刀もいっぱい。
松尾の丸
江戸時代初期の御殿を参考に設計された松尾の丸。
御座の間では屋敷の主人になった気分で記念撮影できます。コタ君も殿様気分を味わえました。
京都西本願寺の国宝飛雲閣の湯殿の複製で、こけら葺きの総檜造り。
豫章館
明治2(1869)年に肥後藩藩主が肥後城を出て移り住んだ屋敷。
庭園や茶室もあります。
小村寿太郎記念館
日本外交の礎を築いた明治の外交官・小村寿太郎の功績を伝える記念館。
小村寿太郎ヒストリーコレクションなどで一生を解説しています。
飫肥の泰平踊は武士が町衆の盆踊りに参加するなど、他藩にはまれな催しでした。武士が踊ることで武芸の型が振りに組み込まれているのが特徴。
旧山本猪平家
飫肥の実業家であった山本猪平が明治40(1907)年頃に建築した山本邸。
ほぼ当時のまま残されていて、商人屋敷の様子が伺えます。思ったより質素な建物で、建築材が高級な物を使ってはいないようです。
商家資料館
妹尾金物店を移築復元した建物。建物は明治3(1870)年に実業家の山本五兵衛が建てたものです。白漆喰壁の土蔵造りで、名産の飫肥杉を使った建物。
内部は当時の資料がいっぱいあり、商家の道具を見られます。
飫肥城下町食べあるき引換券付マップがお得
商家資料館の近くにある「おびの茶屋」。飫肥の郷土料理である厚焼き玉子を販売しています。砂糖とみりん、塩で味付けしてあり、プリンに似た口当たりがあります。
舌触りが滑らかで、甘い厚焼き玉子。甘い卵焼きが好きな人はいいと思います。
「おび天 蔵」。飫肥の郷土料理で、さつま揚げの様な食べ物を売っているお店。
魚のすり身と豆腐、各種調味料でつくるおび天は出来立てを食べるのがおすすめ。材料に豆腐があるのでふわふわ触感がプラスされ、噛むとダシのような旨味が口に広がります。
食べあるき引換券付マップがあると5枚の引換券で、飫肥の食べ物や商品と引き換え出来るのでお得になります。
都井岬~都井岬灯台
宮崎県の南端にある都井岬は、国の天然記念物である御崎馬が放牧されている場所。御崎馬の保護協力金として車の場合は400円が必要。
夕日がとても美しい場所でもあります。
小松ヶ丘広場では雄大な景色が広がる場所。すぐ後ろでは御崎馬が食事中です。
島根県の沖ノ島に行った時に気が付いたのですが、仔馬がいると母馬が犬を警戒して威嚇してくるので注意が必要です。
歩いていて気が付いたのですが、うん〇がいっぱい・・・。ワンコが歩くのは危険・・・。
御崎馬は江戸時代からほとんど人手を加えない管理で、体形や風貌などを野生に近い状態で保っています。なので「都井の野生馬」と呼ばれるようになりました。
御崎馬は北海道の道産子などと共に日本在来馬と言われ、体高は約130cmで体重約300kgの小柄で全体的にずんぐりとした印象。牧場などで見る馬と比べてかなり小さいです。
御崎馬を見ている間、ずっと草を食べている様子。
都井岬灯台方面へ
都井岬の断崖に立つ都井岬灯台は日本の灯台50選にも選ばれた灯台です。
都井岬灯台はワンコはNGでした。
都井岬灯台の駐車場で記念撮影。
都井岬の入口ゲート(駒止の門)から都井岬灯台までの途中の道には、普通に馬が歩いているので注意が必要。
令和4年時で88頭の御崎馬がいるみたいです。
都井岬灯台へ行く時に出会った御崎馬。行きと帰りにずっと同じ状態で動かないので車を降りて近づいてみました。声をかけても近づいても動こうとしない御崎馬の後ろ足を見ると変形しているようでした。
多分、折れてるレベルの変形だったので係の人に伝えておきました。パンフレットを見ると御崎馬の監視は、病気やケガの手当てをしないと書いてあり、この御崎馬のその後が気になります。助けられるのなら助けて欲しいとも思います。
ふるさと納税で串間市を選ぶと都井岬の振興に関して援助出来るようです。
犬連れペット連れで食事(ランチ・カフェ)が出来る店
カフェ・喫茶の店。店内とテラス席がペット可で、ドッグランがあります。
海鮮料理の店。テラス席がペット可。
犬連れペット連れで宿泊できるホテル
犬の種類の制限はないようで、同じ部屋で宿泊できます。人間一人から宿泊可能。
まとめ
日南海岸周辺から日南フェニックスロードは信号がほとんどなく、快適なドライブが楽しめる場所。雰囲気も南国を感じられる場所なので景色が違います。
飫肥城観光はコンパクトにまとまっているので、ワンコの散歩としても楽しい場所。食べ歩きをしてのんびりと城下町の雰囲気を味わえます。
都井岬の御崎馬はワンコとの距離に注意が必要ですが、野生の馬とのコラボは貴重な経験です。
途中にある「サンメッセ日南」はワンコ禁止でした。
コメントを残す