目次
日本一細長い半島「佐田岬」
無料駐車場から佐田岬灯台まで
無料駐車場から佐田岬灯台までは約1.8kmあります。それに砲台跡等を含めると往復で4km以上歩くのでそれなりの装備で行きましょう。
通路はコンクリート舗装されているので歩きやすいのですが、濡れていると滑りやすかったです。
駐車場からでも景色はいいので、真夏で暑いとか時間がない人は無理をしない方が無難です。
途中の景色。海まで降りれる場所もあるので水遊びも可能です。
椿山展望台から見える佐田岬灯台。
佐田岬灯台は1918年(大正7)4月に点灯され、瀬戸内海と豊後水道を結ぶ速吸瀬戸を航行する船舶の安全を守っています。
高さは地上から灯台頂部まで約18m、水面から灯火まで約49m。光の届く距離は約35kmにもなります。
四国最西端の場所。大分県の佐賀関が遠くに見えます。
佐田岬灯台周辺の施設
かん水畜養施設跡。昭和42年(1967)に三崎漁業協同組合が建設し、漁師が獲ってきたイセエビ・アワビ・サザエなどを畜養していたそうです。
少し先にある御籠島。江戸時代には海上安全の神様として野坂権現がかつて祀られていたそうです。現在も島は神社の所有地です。
太平洋戦争末期には洞窟式の砲台が作られています。
島の上部は写真スポットになっています。
昭和20年(1945)洞窟式砲台が計4問建設されました。
三八式十二糎榴弾砲のレプリカ。もともと日露戦争時にドイツのクルップ社に発注されたものですが、制式制定されたのは明治44年(1911)となってから。
ほとんど使用されることなく終戦を迎えたそうです。
塩パンが人気「パンメゾン八幡浜店」
松山市のすぐ南にある松前店はよく行くのですが、八幡浜店は初めてです。マツコの知らない世界「銀座ランチの世界」の放送回でも紹介されていました。
松前店より少し狭いかな?
ここの塩パンは出来たてが特に美味いのでおすすめです。
ダイエット中なのにパンをいっぱい食べてしまった・・・。
大洲市周辺の観光名所
昭和レトロな「ポコペン横丁」
ポコペン横丁は昭和30年代の風景やお店が再現された場所で、ベーゴマや竹馬、フラフープなどの遊びが楽しめる場所。
毎週日曜日の10:00~15:30までなので注意が必要です。
この周辺には無料駐車場が多くあるので、どこか都合のいい場所に停めて観光しましょう。大洲城の前に有料駐車場がありますが使う必要はないかと。
思い出倉庫は大人200円小人100円で入場出来ます。ワンコは不明(聞いてない)。
昭和30年代など昭和レトロを満喫出来る場所なので知名度は低いが人気の場所。
思い出倉庫入口から中を少し撮影しました。なかなかのカオスな雰囲気。
ポコペン横丁はこのような雰囲気の場所です。写真に映さないようにしているのですが、家族連れも多く来ています。
昔の車や看板も展示されています。錆びるから屋内展示にした方が・・・。
おはなはん通り周辺を散歩
ポコペン横丁のすぐ隣りにある「おおず赤煉瓦館」は1901年(明治34)に建築されました。現在はギャラリーや休憩所として利用されています。
おはなはん通りは藩政時代のまま現在に至っています。北側に商家、南側には武家屋敷が建ち並ぶ場所です。
NHK連続テレビ小説の第6作「おはなはん」1966年(昭和41)~1967年(昭和42)放送。そのロケ地として撮影されたことから名前をつけたそうです。
その他にも「東京ラブストーリー」1991年(平成3)のロケ地として、近くの肱川の河原と同じく散歩をした場所。
東京ラブストーリーで撮影されたポスト。
歴史ある町に点在するNIPPONIA HOTEL。歴史的建造物をリノベーションした古民家ホテルです。
実はペットが泊まれるNIPPONIA HOTELもあるので旅行時にはチェックしてみてください。
臥龍山荘。大洲藩三代藩主加藤泰恒が命名。
2016年(平成28)には国の重要文化財に指定され、2021年(令和3)には庭園が国の名勝に指定されています。
遊覧船を楽しんだり、日本三大鵜飼いとして有名な肱川の鵜飼い(6月1日~9月20日)を楽しめます。
大洲城の天守はワンコNG
城の周辺は桜の名所でもある事が多く、花見にも人気の場所。
大洲城は維新の後廃藩による城郭廃止令からは免れましたが、痛みがひどく1888年(明治21)に取り壊されました。しかし台所櫓、高欄櫓、南隅櫓などは残され国の重要文化財に指定されています。
現在の天守は2004年(平成16)に当時のまま復元されたものです。
2020年(令和2)には日本初の城泊事業「大洲城キャッスルステイ」がスタートし、大洲藩鉄砲隊による祝砲や伝統芸能の鑑賞など木造天守で城主気分を味わうことが出来ます。
男性は甲冑、女性は和装になり各種体験が出来るそうなのですが・・・
1泊2日の2名で料金はなんと110万円!!!
高すぎでしょ・・・今までに何人利用したのか興味あります。
入口を見たらワンコは天守内に入れないようでした。
桜が似合う小太郎侍。歩いていると色んな人に褒められます。
城からは肱川全体もよく見え、小太郎侍もご満悦です。
菜の花畑が広がる「畑の前河川敷広場」
肱川の川沿いには菜の花畑が多くあり、ドライブをしているとかなりの数を見つけることが出来ました。
多くの家族連れ、犬連れの人もいたので人気の場所みたいです。
開閉橋がある長浜
肱川を川下に向かってドライブすると長浜の町に到着します。
長浜大橋の隣に無料駐車場があるので利用しましょう。
駐車場の隣には龍馬・虎太郎脱藩の宿があります。何か言われがあるのでしょうがよくわかりませんでした。
長浜大橋は肱川の河口に架かる現役で動く日本最古の道路可動橋(バスキュール式鉄鋼開閉橋)で、昭和10年(1935)に完成し、平成26年(2014)に国の重要文化財に指定されています。
当時の工事費が29万円との事で、現在だといくら?
現在は毎週日曜日の午後1時から開閉しているそうなのですが、行った日は塗装工事中なので開閉は見ることが出来ませんでした。
駐車場の隣には国登録有形文化財の末永家住宅が無料公開されています。
左の建物が旧主屋で明治17年(1884)に建築されています。
右の建物が百帖座敷で大正~昭和2年頃(1927)に建築されています。
駐車場の看板に「長高水族館」という言葉があったので調べたのですがその時は不明でした。どうやら県立長浜高等学校で水族館部の生徒が世話をしている150種2000点以上が展示されているそうです。
一般公開は毎月第3土曜日の11:00~15:00(入館無料・駐車場あり)みたいなので、都合がいい人は見学に行ってみましょう。
「JR下灘駅」はSNSで大人気の場所
よく知らずに適当に選んでやって来たのですが、少し離れた20台近くの駐車場はいっぱいで人も日曜日だからか100人近くはいたと思います。
2000年の青春18きっぷのポスターで注目され、映画のロケ地として利用され、アメトーークの鉄道ファンクラブでも紹介された事で人気のスポットになったそうです。
夕焼け時は特に人気で外国人にも人気の場所みたいです。
車で少し北に進むと「閏住の菜の花畑」があります。
ここも菜の花畑で人気の場所なので、みなさん写真を激写しておりました。
道の駅 ふたみ
「道の駅ふたみ」の少し上にある「ふたみ潮風ふれあい公園」には桜の木が多くあり、花見にも良さそうです。
道の駅といっても複合施設の様な場所でした。2021年5月に出来たばかりなのでとてもキレイ。
レストランや産直市場、軽食などもあり人でいっぱい。
海水浴場もあるので夏は人が多そうです。
まとめ
今回行った場所には全て無料駐車場があるので、気楽にドライブに出かけましょう。
佐田岬周辺は信号がほとんどなく快適なドライブが出来て、途中には道の駅などもあるのでのんびりと休日を楽しめます。
大洲市周辺は歴史もあり、思っていたより見どころも多く楽しめました。時間があればもっとゆっくり散歩したい場所でした。
コメントを残す