目次
三角西港
三角西港は明治20(1887)年に開港し、宮城県の野蒜港と福井県の三国港と並び、明治以降の近代湾港として国費を投じて築湾された港。三角西港は当時の施設が現在も残っている施設で、オランダの築港技術が導入されています。
平成27(2015)年に三角西港を含む23の資産で構成された「九州・山口の近代化産業遺産群」がユネスコの世界文化遺産に登録されました。
龍驤館は有料施設(200円)なのですが、中に誰もいなくて券売機があるのみ。
中は狭く、展示物は少ないです。三角西港だけでなく周辺の歴史も学べます。
景色がいい場所なのと海が穏やかなので、私が住んでいる瀬戸内海の雰囲気があります。
この周辺からは日本三大松島でもある「天草五橋・天草パールライン」がある絶景ルートをドライブ出来ます。
天草パールガーデン&海中水族館シードーナツ
巨大な無料駐車場があります。天草パールガーデンにはカフェからパールの店、お土産屋やレストランが揃った巨大な観光施設。
イベント広場にはテラス席がいっぱいあるので、ワンコ連れにも安心な場所。
奥には海中水族館シードーナツがあります。海に浮かんだ水族館で、イルカとのふれあい体験や夜の水族館も楽しめる施設。ワンコはリード連れで入れる全国でも珍しい水族館でもあります。
シードーナツと言うだけあって、リング状の建物。
中央はマダイの生け簀のようになっており、餌やり体験が可能です。
展示スペースは海面より下になり、少し潜水艦?の気分を味わえます。
天草の海から世界各国の海に棲息する生き物が展示してあります。
ピラニアと記念撮影。
歩いてみると思ったより広く感じます。
看板犬のキナコとコムギがいるので、リードでOKになっているみたいです。
朝一で入場したのですが、フリータイムでイルカのスペースに入れる時間があるようです。イルカの健康管理をしているようでした。
イルカを間近で見られるチャンスなのでお勧めです。
リゾラテラス天草
天草パールガーデン&海中水族館シードーナツのすぐ隣にあるリゾラテラス天草。観光客向けの店が多い施設です。
平日だから人が少ないのかな?
上天草宣伝大使の正統派女優「藤原采」17歳。透明すぎて目視出来ない。17歳
数秒間、何なのか考えてしまった・・・。
天草は何て場所なんだ!!
天気が悪いので写真はイマイチなのですが、南国リゾート風な施設です。
天草塩パンラボ。
名物の塩パンや他のパンも食べてみました。味はまあ普通な感じ。
上天草出身の正統派女優「藤原采」。どこまでプッシュしているのだろう・・・。リゾラテラス天草からイルカウォッチングが出来ますが、ここはワンコNGになります。
松島展望台
ホテルの私有地らしい場所に無料駐車場があります。
景色がイマイチ・・・。
道の駅 有明
「道の駅 有明」のレストランで昼食タイム。あらゆる場所で海鮮丼を食べている自称海鮮丼評論家の私がチェックします。特選海鮮丼2000円の味はまあ普通レベルです。
タコの唐揚げ600円。
熊本県らしいお土産とタコの商品が多い印象。
天草市立天草キリシタン館
細い道を上って行くのですが、ここはワンコNGでした。1566年、天草にキリスト教が伝来してから、その後どうなったのかを知ることが出来る施設です。
内部は撮影禁止なので少し残念。
内部の展示資料は1637年に起きた「島原・天草の乱」の前後の歴史や、その後の隠れキリシタンの歴史を知ることが出来ます。
私は歴史としては大まかな事しか知らなかったのですが、ここはかなり詳しく記録が残っています。
天草イルカウォッチングセンター
天草周辺にはイルカウォッチングが出来る施設が数多くあるのですが、犬連れOKな船は少ないです。犬連れOKでも貸し切りが必要で、料金が1万円だったりします。
そこで今回お世話になったのは「天草海鮮蔵」で、大人2700円からになります。そしてワンコは無料!タダでした。
道の駅 天草市イルカセンターから出航するのですが、わずか数分で野生のイルカに出会うことが出来ました。イルカの遭遇率は98%だそうです。
ワンコは船内では特に制限はされていませんが、ドッグリュックで乗り込んでいます。
数多くのイルカと触れ合ってきたコタ君も野生のイルカは初めて。
12月の冬の海&曇りだったので、色的に鮮やかではありません。冬以外の休日だと予約をした方がいいみたいです。同時に乗り込んでいたのが外国人(中国系)ばっかりという・・・。
道の駅 天草市イルカセンターの2階は「漁協レストラン」になっています。あらゆる場所で海鮮丼を食べている自称海鮮丼評論家の私がチェックします。味はまあ普通レベルです。平日の昼食時間でも客がほとんどいない静かなレストランでした。
もちろんワンコはNGだと思います。
おっぱい岩
全男の夢と希望溢れる名前に惹かれてやってきました。無料駐車場があります。
鳥居まで作って「おっぱい岩」とありがたい札まであります。
おっぱい岩・・・片乳だけ・・・。
片乳がいっぱい転がっています。
もともと地層の中にあった硬い岩が残ったらしいのですが、どのようにして出来たのかは解明されていないようです。
富岡城跡
無料駐車場が30台分ほどあります。
慶長9(1604)年に築城された富岡城は別名臥竜城と呼ばれ、天草四郎率いる「島原・天草の乱」の2回の猛攻撃にも落城しなかったそうです。
敷地が思ったより広いです。
3方を海に囲まれた天然の要害でもある富岡城。
奥にある「富岡ビジターセンター」はワンコNGでした。
西平椿公園~天草のラピュタ
天草の西側の国道389号線は天草サンセットラインと呼ばれる絶景ロード。そして天草には「天草夕日八景」と呼ばれる名所があります。今日は曇っているので太陽は見えません・・・。
通称「天草のラピュタ」と呼ばれる「あこうの木」があります。高さ約20m、幹回り6.1mで樹齢は不明のようです。
大江天主堂~天草ロザリオ館
大江天主堂(大江教会)は、天草への伝道に生涯を捧げたガルニエ神父が地元住民と一緒に昭和8(1933)年に建立しました。
誰もおらず鍵もかかってなく、内部は撮影禁止でした。
キリシタン資料館の天草ロザリオ館は内部は撮影禁止です。
この地域は慶長19(1614)年にキリシタン禁制が発令されて以来、明治になるまでの約300年間も信者たちは密かに信仰を守り続けていました。
天草ロザリオ館では潜伏キリシタンの歴史や文化を紹介しています。どうやって幕府に見つからずに信仰を続けていたのかを知ることが出来ました。
カトリック﨑津教会~天草の﨑津集落
「道の駅 﨑津」は通常の道の駅ではなく、﨑津の観光案内所のような場所。ここに車を停めて﨑津集落の観光をしてもいいと思います。
カトリック﨑津教会周辺にも無料駐車場が複数あるので、混雑具合を見て選択しましょう。
道の駅内部は動画や資料などが複数あります。天草夕陽八景のパネルがあったのですが、今回の旅はずっと曇っていたので夕陽は見れませんでした。
昭和9(1934)年に建てられたゴシック様式の﨑津教会。内部は珍しい畳敷きだそうです。教会内部はワンコNGです。
﨑津諏訪神社の隣に旧﨑津教会跡があります。神社と教会が並ぶ景色は長崎を思い出させてくれる場所。
﨑津諏訪神社からは﨑津集落がよく見えます。
﨑津集落の奥には天草夕陽八景の一つである「海上マリア像」があるのですが、天気が悪いと微妙な場所。「﨑津資料館みやと屋」などキリシタンの歴史を学べる場所もあります。
夕陽は素晴らしいと思うのですが、それ以外は観光として考えるとイマイチです。
道の駅 うしぶか海彩館
天草に数多くある道の駅の一つ「道の駅 うしぶか海彩館」は少し古い道の駅。
クリスマスの夜だから?カップルが多くいると思っていたら「牛深ハイヤ大橋」のライトアップが人気のようでした。
ここで車中泊をしたのですが、夜中まで人の出入りがあったようです。
犬連れペット連れで食事(ランチ・カフェ)が出来る店
レストラン&カフェの店。テラス席がペット可。
レストランとグランピングの店。テラス席がペット可。
カフェレストラン。テラス席がペット可でマナーパンツが必要。
カフェ・喫茶の店。テラス席がペット可。
海鮮レストラン。屋根がないので雨天時は注意が必要。
犬連れペット連れで宿泊できるホテル
トレーラーハウスに大型犬まで同じ部屋で宿泊できます。ドッグランあり。人間一人から宿泊可能。
一棟貸しタイプなので他の人に気兼ねなく過ごせます。人間一人から宿泊可能。
超大型犬まで同じ部屋で宿泊できます。ドッグランあり。浴場以外はワンコOKなリゾート施設。人間一人から宿泊可能。
小型犬まで同じ部屋で宿泊出来ます。
小型犬まで同じ部屋で宿泊できます。人間一人から宿泊可能。
まとめ
世界遺産のキリシタン関係とイルカウォッチングが楽しめる天草の旅。
天草の歴史を知ることが出来た旅なのですが、少し閉鎖的な土地だと思います。隠れキリシタンは日本で独自に進化したキリスト教なので、明治以後の宗教の自由が認められても世界のキリスト教諸教派との迎合はされなかったようです。
オープンにしない事でひっそりと子孫に受け継がれたという事かも。
今回の旅では天草夕陽八景や天草サンセットラインの夕陽が曇りだったので見れませんでした・・・。
天草は距離的にも思ったより広いので、1日で観光するのは無理だと思います。1日の日帰りで天草観光をすると考えると「天草パールガーデン&海中水族館シードーナツ」と「リゾラテラス天草」でショッピングと水族館見学。
「天草市立天草キリシタン館」で歴史を学んで「天草イルカウォッチングセンター」で野生のイルカ見学をすれば天草を一通り満喫出来ると思います。キリシタン関係は内容が重複しているので1か所行けば問題ありません。
コメントを残す