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真夏の車中泊は標高の高い場所へ行く
真夏の車中泊の暑さ対策として最初に考える事はずばり!「標高の高い場所へ行く」です。北海道や東北などの気温が低い北国へ行くのもいいのですが、現実的には難しい人が多いと思います。
なぜ標高の高い場所へ行くのかという理由ですが、標高が100m上がれば気温は0.6℃下がるからです。
つまり標高1000mの山だと標高0mと比べて6℃も気温が低い事になります。なので真夏の車中泊の旅では山や高原に行く事をお勧めします。
真夏の車中泊は標高1000m以上の高原へ
標高が高い山や高原は長野県の周辺が特にお勧めで、北アルプスから中央・南アルプスに囲まれた信州地方は何処へ行っても標高が高く、古くから避暑地として人気な理由がよくわかります。
美ヶ原高原
松本市の東にある美ヶ原(標高2034m)は日本百名山の一つで、道の駅美ヶ原高原は標高約2000mの日本一高い場所にある道の駅。ビーナスラインを通って車でも手軽に標高2000mの世界へ行けるようになりました。絶景を楽しんだり、牧場の牛や高山植物を見たりと楽しめます。車中泊は禁止されているようです。
乗鞍高原
松本市の西にある乗鞍高原は標高1100mから1800mほどあり、信州で最も有名な観光地である上高地はワンコ禁止です。
周辺には観光リゾート地らしく様々な施設があり、観光だけでなく各種アクティビティも楽しめる一年中楽しめる場所。
志賀高原
長野市の東にある志賀高原は標高1500m以上もあり、人気のスキーリゾート地です。上信越高原国立公園に位置し、国内でも9カ所しかないユネスコエコパークに認定されている志賀高原はトレッキングやサイクリングも人気な場所。
戸隠高原
長野市の北西にある戸隠高原は標高1200mあり、戸隠神社が有名。神話の時代に天照大神が隠れてしまった天の岩戸を天手力男命が引き開けて下界に落とし、それが戸隠山になったという伝説から戸隠という地名がついたそう。
妙高戸隠連山国立公園が制定されており飯縄山、戸隠連峰、日本百名山の一つ高妻山(標高2353m)などへのトレッキングも人気。
真夏の車中泊は駐車場所を考える
真夏の車中泊は北国へ行く、標高の高い場所へ行く他に駐車をする場所を考える必要があります。
車中泊をする場合に人気な道の駅ですが、アスファルト舗装の場合がほとんどです。標高が高い場合でも、日が落ちて夜になっても中々気温が下がりません。
なので地面が土や芝生のオートキャンプ場などが気温が下がりやすく、蒸し暑さを軽減してくれますが、犬連れだとワンコの足が汚れやすくなるので注意が必要になります。
有名な山の登山口にある駐車場は、周囲が山なので気温が下がりやすい場所が多いです。木陰などもあると更に気温の軽減が期待できます。
真夏の車中泊はアイテムを使って涼しくする
冷感ジェルマットや冷感敷きパッドで体感温度を下げましょう。電池を使用しないタイプのアイテムは一度買ってしまえば長く使えます。
ワンコも一緒に寝られるように少し大きめを選ぶのがポイントです。
換気をしてくれ、虫の侵入を防ぐ網戸が便利。真夏の車中泊はエンジンを切ると暑いのですが、暑いから窓を開けると蚊や虫が入ってきます。明かりをつけると虫が飛び込んでくるので非常に鬱陶しいです。蚊は車内で死闘を繰り広げる事になるので、絶対に車内に侵入させないように網戸は必須です。
換気にも使える扇風機は真夏の車中泊に必需品です。充電式で朝まで使えるタイプが便利で、この商品はLEDライトが付いていたり、天井から吊り下げるフックもあるので色んな場面で使い勝手のいい商品。
ワンコの散歩時にも重宝するネッククーラー。両手がフリーになるので作業する場合にも使い勝手がいい商品です。冷却プレートが付いている商品が特にオススメ。
まとめ
真夏の犬連れ車中泊に少しでも役に立ったでしょうか?
北国や高原に行けばある程度は解決するのですが、それでも色々なアイテムを使えば更に快適に過ごせると思います。
最近特に人気のあるポータブルエアコンですが、犬連れ車中泊に使うには「デカい・高い・邪魔」なので犬連れ車中泊にはまだまだ不便だと思います。キャンピングカーなどに固定して設置してあればいいのですが、通常の車にポータブルエアコン+ポータブルバッテリー+ダクト配管を設置すると大きい車でないと身動きが・・・。
ポータブルエアコンも安くなったといえほとんどが10万以上するので、車中泊を何日するのかよく考えたほうがいいかも。地味に排気ダクトも邪魔になるので、車内の壁に固定して排気ダクトも窓から出るように固定しないとワンコが動けるスペースがなくなります。
やはりデカいキャンピングカーが欲しいかも・・・。
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