豊後大野~竹田~臼杵に犬連れおでかけ観光旅行 ペットと食事が出来る店やホテル 観光名所巡り




沈堕の滝

大野川本流にある奥の「雄滝」は幅97m、高さ17m。大野川の支流である平井川にある右手前の「雌滝」は幅4m、高さ18m。

雪舟の水墨画として描かれたとして有名になりました。


この廃墟は沈堕発電所跡で、明治42年(1909)に滝の上に堰を作り、発電した電力は大分・別府間の路面電車に送電されていたそうです。


こうして見ると、神殿のようでもあります。沈堕発電所跡は近代化遺産にも指定されています。


近くで行くと滝の爆音がすごい!全国各地の滝を見ていますが、水量とそれに伴う爆音では全国でもトップクラスだと思います。


原尻の滝

山奥にあるのかと思っていたのですが、道の駅が隣接された平地にある原尻の滝。幅120m、高さ20mもあり東洋のナイアガラともいわれています。


滝の上からの状態を見られるのも貴重なので、近くから見る事をオススメします。


滝の下からも見えるので、様々な角度で滝を楽しめます。


近くにチューリップ畑が広がっていると思ったら、毎年「おがたチューリップフェスタ」を4月上旬~4月中旬に開催されているみたい。


道の駅内部では大分県らしく、かぼす関係の商品が多いです。レモンのような酸味もないので子供でも飲みやすい味でした。


岡城跡

日本百名城の一つでもある岡城跡。駐車場料金無料で大人300円、ワンコは普通に散歩OKです。


岡城は源頼朝に追われた源義経を迎えるため、文治元年(1185)に緒方三郎惟栄が築城したという伝説に始まるそうです。

応安2年(1369)に志賀氏の居城となり、さらに文禄3年(1594)年から中川氏の居城となり、明治7年(1874)の廃藩置県によって13代続いた中川氏の岡藩が終焉を迎えました。

廃城令により明治7年(1874)に建物が競売にかけられ、現在のような石垣のみが残る城跡になりました。


小太郎侍が当時の栄華の一部を調査します。


西の丸跡には桜が咲き乱れています。城は桜の名所でもある事が多いです。


敷地が広大で城下町にあるような平城より大きく感じます。

兵庫県にある日本のマチュピチュと言われる竹田城跡に似た雰囲気を感じます。


難攻不落の堅城と謳われる岡城は、周囲を囲う断崖絶壁と石垣郡が見事。山城なのに石垣が美しいのは珍しいと思います。


本丸入口にも美しい石垣郡が続きます。


天守を復活させて欲しい小太郎侍。


滝廉太郎は少年時代に遊び場にしていた岡城跡をモチーフに、「荒城の月」を作曲したと伝えられています。


滞迫峡

奥岳川によって作られた渓谷。トイレ+無料駐車場があるので川遊びも楽しめる場所。


出会橋・轟橋

2台ほどの無料駐車場があります。大正から昭和にかけて造られた石橋で、奥に見える轟橋は現在では4t以下の車両のみ通行できます。


轟橋の左のアーチ幅が約32mで日本一となっています。川がきれいなので川遊びもできそうです。


出会橋は歩行者のみ通行出来ます。


轟橋の下からの様子。石だけを積んでいるのでしょうか?崩れないのが不思議。


稲積水中鍾乳洞

大人1300円でワンコは抱っこすれば入場出来ます。重いのでドッグリュックで入ります。

鍾乳洞だけかと思ったら、他にも施設があるようです。


稲積水中鍾乳洞は3億年前の古生代に形成され、30万年前の阿蘇火山大噴火により水没して現在の形になりました。

発見されたのは白山川で遊んでいた子供たちによって、水中に鍾乳洞の入口が発見されました。日本最長である約2kmの水中鍾乳洞は、今現在も調査が行われています。


長くて人が通るには十分な空間があるのですが、大空間といった場所がある訳ではなく同じような場所がずっと続きます。


水中鍾乳洞はダイバーが潜って調査しているようです。

全体的に盛り上がりに欠ける場所だったので、山口県の秋芳洞の方が色々楽しめます。

北九州市にある千仏鍾乳洞だともっと冒険気分を味わえます。


他の施設は「昭和タイムトリップ ロマン座」。昭和の懐かしい物を展示しています。


「開世美術館」と「地底洞窟」


開世美術館は展示品の販売もしています。


巨大な「昇竜大観音」と「稲積不動堂」。


「アンティークショップ」。展示品の販売もしています。

全体的な感想として金持ちが好き勝手に造った施設って印象です。少し離れた所にある風連鍾乳洞もワンコOK鍾乳洞なので、お好きな鍾乳洞で探検しましょう。


トトロのバス停~Cafe&Restaurant Ryuo(レストラン リュオ)

謎のトトロのバス停。日本全国で似たようなバス停があるのですが、ここも同じようなものなのでしょうか?隣に無料駐車場があります。


コミュニティバス乗り場が「ととろ」だから?


50mほど離れた場所にはネコバスもいます。


トトロのバス停の近くに「Cafe&Restaurant Ryuo(レストラン リュオ)」があります。左の建物が雑貨屋で、奥の建物がジビエ料理が食べられるレストランです。

ワンコは外のデッキ席がOKです。


山奥にあるレストランですが、ピザやパスタの他リゾット、甘味など種類も豊富なので家族連れでも大丈夫みたい。


鹿肉のハヤシライス(大盛り)セミコースを注文。大分県だから?椎茸の旨味が半端なかった、肉より自己主張している椎茸は初めてでした。


デザートも美味しくて満足でした。

時間があれば猟師でもあるオーナーとジビエ料理や狩猟について話してみると面白いと思います。店の隣に鹿や猪の頭骨が無造作においてあります。

私も間接的に少しの知識があるので、県ごとの補助金とかの違いを確認できました。


臼杵石仏(磨崖仏)

広い無料駐車場があるので利用しましょう。大人550円で、ワンコも普通に散歩OKです。


「ホキ石仏第二群」。臼杵石仏は凝灰岩の岩壁に刻まれた磨崖仏群で、平安時代後期から鎌倉時代にかけて彫られたといわれていますが、誰がどのような目的で造営したのかはっきりとした事が分かっておらず、今も謎が多く残されているようです。


ホキ石仏第一群。全体的に劣化が進んでいるので保存修復工事が行われています。


平成7年(1995)、磨崖仏では全国初の国宝に指定されました。


「古園石仏」。修復前は仏頭が落ちていたりと悲惨な状態だったみたいです。


臼杵城跡(県指定史跡)

臼杵城跡は臼杵城の本丸・二の丸跡の一部を整備した公園の一部となっています。


本丸跡は狭いので天守もかなり小さい部類だと思います。


永禄5年(1562)から6年にかけて大友宗麟によって築かれたといわれています。


今日は「臼杵城址桜まつり」が行われていたようです。


犬連れペット連れで食事(ランチ・カフェ)が出来る店

カフェ・喫茶の店。テラス席がペット可。


カフェ・喫茶の店。テラス席がペット可。


臼杵の郷土料理が味わえる古民家カフェ。テラス席がペット可。


カフェ・喫茶の店。テラス席がペット可。


森の中にあるジビエ料理が人気のレストラン。デッキ席がワンコOK。


犬連れペット連れで宿泊できるホテル

災害時にペットと避難できるビジネスホテル。中型犬まで同じ部屋で宿泊出来ます。人間一人から宿泊可能。


中型犬まで同じ部屋で宿泊出来ます。人間一人から宿泊可能。


まとめ

大分県南部は町を外れると何もなくなります。道も狭い山道が多いので、かなり疲れるドライブでした。

今回行った観光名所では滝周辺がお気に入りです。

自然が多い場所なので、ワンコ連れだと夏は水遊びが楽しめる場所でもあります。

岡城跡は年齢層が高めで、ほとんどの人が60代以上のシニアと思われる人が多かったです。





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