目次
大魚神社の海中鳥居~太良海中道路の様子
大魚神社の海中鳥居
太良町は「月の引力が見える町」と言われていて、満干時の潮位の差が他の地域に比べとても大きい場所。遠浅の海の影響もあるのかもしれませんが、鳥居が海中に沈んだりと広島県の宮島のようでもあります。
夜が明けてくると海底からむき出しになった鳥居を見ることが出来ます。
一番外洋側にある鳥居の下には石が置いてあり、賽銭も投げ入れられています。
朝日が眩しい。奥に見えるのが太良海中道路。
上の写真から僅か2時間後、鳥居は海に沈んでいます。この日は大潮だったのですが、太良町の潮見表を見てどのような写真を撮りたいのか事前に確認しましょう。
平日の朝でも全国から写真を撮っている人がいる場所でした。
太良海中道路
大魚神社の海中鳥居のすぐ隣りにある太良海中道路。無料駐車場や新しいトイレもあるので便利な場所。
夜明け前ですが、地元の漁師の人が作業をしているようです。
夜が明けてきました。
朝日がきれい。
上の写真から僅か2時間後。道路が消えてしまいました。
電柱の根本が海に沈んでも感電・漏電はしないのだなと関心。
日本三大稲荷の一つ「祐徳稲荷神社」
大魚神社の海中鳥居の満潮時と干潮時の写真が撮りたかったので、近くにある祐徳稲荷神社まで来ていました。祐徳稲荷神社は京都の伏見稲荷大社、茨城県の笠間稲荷神社と共に日本三大稲荷の一つに数えられる神社。
京都の伏見稲荷大社はワンコNGとなってしまいました・・・。
午前8時前なので入口参道の店は開いていません。
祐徳稲荷神社はワンコOKで、リードで奥の院まで行くことが可能な神社。でもマナーを守らないと京都の伏見稲荷大社の様にいつかワンコNGになってしまうので注意しましょう。
装飾が立派な楼門をくぐると御神楽殿。一般参拝者の諸祈願はこちらで行われています。
右手に見える御本殿では御祭神として倉稲魂大神、大宮売大神、猿田彦大神が祀られています。
階段を登ってこちらにもお詣り。
奥の院に行く途中に千本鳥居や祠が数多くあります。
この道をペット抱っこではしんどいので、リードで助かります。
奥の院まで到着。涼しいのに汗ダラダラです。
祐徳稲荷神社入口にある日本庭園などはワンコNGなので、ペット禁止の場所はわかりやすく明記してあります。
犬が水遊びできる「轟滝」
無料駐車場とトイレがあります。
川の水量が少なく降りる階段もあるので、小さなワンコも安心して遊べるようです。
轟滝の隣に轟の滝公園があり、散歩も楽しめます。
轟滝の高さは11m、滝壺の面積2500㎡で平坦部に出来た珍しい滝。
滝の上の様子も見れることが出来ます。
ワンコが忍者になれる?「元祖忍者村 肥前夢街道」
ワンコはリードで入場できる肥前夢街道。
三重県にある「ともいきの国 伊勢忍者キングダム」以来の忍者村に潜入します。
佐賀藩代官所に鎧姿の小太郎侍が突入!
内部は小太郎侍と同じ鎧が展示されています。
コタ君の名前は風魔小太郎から名前を頂いているので、本当は忍犬なのかも。
旅籠嬉野屋に突入!
内部に忍者は隠れていないようです。
おばけ屋敷もあり、小太郎侍も普通に入ります。コタ君の反応は・・・普通だった。
からくり夢幻屋敷に突入!
多くの忍者が待ち構えていたので、小太郎侍と交戦します!小太郎侍の二刀流が唸る。
最後は忍者ショーを見ていきました。平日だからなのか?忍者が二人なのでいまいち盛り上がりに欠けたかも。もう少し忍者が多くいると迫力があると思うのですが。
他にも建物が多くあり、ワンコも制限なく入れるようです。建物は抱っこやドッグリュックを利用したのですが、思ったより楽しめました。
他には近くの日本三大美肌の湯「嬉野温泉」の割引チケットがあったり、外のアトラクションなど家族連れでも楽しめる施設なのですが、老朽化が少し目立っているので残念な部分もありました。
伊万里焼・鍋島の伝統工芸「大川内山の町並み」
秘窯の里・大川内山は延宝3(1675)年から明治4(1871)年の廃藩置県まで、佐賀鍋島藩の御用窯が置かれていました。その藩窯では朝廷や将軍家などへ献上する高品位な焼き物が焼かれ、それが「鍋島」と呼ばれています。
無料駐車場の隣りにある伊万里鍋島焼会館の内部の様子。
坂道を登っていくと、外壁に伊万里焼が使われている建物が多いことに気が付きます。
多くの店があり、店内の様子も見られます。
大川内山には3つのカフェがあり、ここ虎仙窯では外に縁側席があるのでワンコもOKかな?
三方を山に囲まれた大川内山は別名「秘窯の里」として親しまれています。
私は伊万里焼と言ったら開運!何でも鑑定団しか思い浮かばない人です・・・。
鍋島藩窯公園の展望広場には伊万里焼の大壁画もあります。コタ君も立派だと関心しています。
巨大な建物がある「佐賀城跡」
この周辺は仕事でもよく来ていて城があるのは知っていのたですが、今回はじめてコタ君と観光にやってきました。
後ろにあるのは十代藩主鍋島直正公の銅像。
天保9(1838)年に建てられた「佐賀城 鯱の門」は国の重要文化財に指定されています。
佐賀城天守台。享保11(1726)年の火事で焼失した天守はなく、寂しいものがあります。
10代藩主鍋島直正が再建した佐賀城本丸御殿を、当時の佐賀城御本丸差図や古写真などを元に復元した佐賀県立佐賀城本丸歴史館。無料で利用できるのですが、ワンコはNGとなっています。
せっかくなのでコタ君は車でお留守番してもらい、内部を見学することに。
御三家座に行くまでの長い廊下。時代劇にも出てこないだろうと思います。
佐賀城の変遷や復元過程を紹介しています。
御小書院は内部の撮影は禁止だったので重要展示物なのでしょう。
御座間では出迎えてくれる人がいるのですが、誰なのでしょうか?たぶん島義勇?
島義勇生誕200年のイベントをしているので、島義勇が歩いた蝦夷地に住んでいたアイヌ民族の展示もありました。
犬はリードでOK「吉野ヶ里歴史公園」
広大な敷地に各種体験が出来る国の施設で、水田の発掘地帯は県の管轄みたいですが、遺跡が発掘されると国の管轄になる?ようです。
ペットはリードで入れますが、各建物内部や水辺等には入れません。
復元建物が連なる吉野ヶ里歴史公園は117haもあり、歩いていてどこまで続いているのか不安になる広さです。
弥生時代後期の吉野ヶ里を再現しているので、当時の暮らしの一部を体験できます。
建物内部の様子。
吉野ヶ里遺跡は約700年続いた弥生時代の遺構・遺物が今も発見されている学術的価値の高い遺跡。
弥生時代前記(紀元前5~前2世紀):吉野ヶ里の丘陵一帯に分散的に「ムラ」が誕生。
弥生時代中期(紀元前2~紀元1世紀):丘陵の南側を一周する外環壕が掘られ、首長を葬る「墳丘墓」が作られ集落が発展していきます。
弥生時代後期(紀元1~3世紀):国内最大級の環壕集落へと発展し、大規模なV字型の外環壕によって囲まれ、祭殿や物見櫓などの大型の建物が登場し吉野ヶ里の最盛期になります。
休憩所まで復元建物のようです。
北内郭は最も重要で神聖な場所とされており、当時まつりごとが行われていた所と考えられています。
教科書でしか見たことがない各種建物を復元しています。
北墳丘墓は約2100年前の歴代の王やそれに近い身分の人が埋葬された特別な墓。
吉野ヶ里歴史公園は今回行った弥生時代の復元だけでなく、隣接する広大な国営公園があります。各種遊具やグラウンドゴルフ、動物とのふれあいなども体験出来るので家族連れでも楽しめる場所でした。
犬連れペット連れで食事(ランチ・カフェ)が出来る店
カフェ・喫茶の店。指定エリアがペット可で、ドッグランがあります。
カフェ・喫茶の店。店内も犬連れOKで、ワンコ用メニューやドッグランがあります。
レストラン。店内も犬連れOKで、ドッグランがあります。
カフェ・喫茶の店。テラス席がペット可で、広いドッグランがあります。
犬連れペット連れで宿泊できるホテル
人間一人から宿泊可能。一棟貸しなので他の人に気兼ねなく過ごせます。
人間一人から宿泊可能。貸切制の貸別荘なので他の人に気兼ねなく過ごせます。
人間一人から宿泊可能。貸切制の貸別荘なので他の人に気兼ねなく過ごせます。
まとめ
佐賀県南部にある「道の駅太良」で車中泊をしたのですが、ほとんど他の人もおらず今回の旅で一番静かだった道の駅でした。
大魚神社の海中鳥居~太良海中道路の潮の満ち引き写真を撮りたい場合には、近くにある祐徳稲荷神社や道の駅で時間を調整しましょう。
大川内山の町並みや佐賀城跡は好みがあるので人を選ぶかもしれません。
「元祖忍者村 肥前夢街道」や「吉野ヶ里歴史公園」は犬連れ・家族連れでも楽しめる場所なので、佐賀県の旅では予定に組み込むのをオススメします。
コメントを残す