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立雲峡から見る竹田城跡は雲海が人気

天空の城とも呼ばれる「竹田城跡」。
城が雲の上に浮かんでいるように見えることからそう呼ばれるようになり、日本のマチュピチュとも呼ばれています。
雲海の発生しやすい条件と見に行くときの装備
<時期> 9月~11月 秋(特に晩秋)が一番発生しやすい
<時間> 午前6時から午前8時
<条件> よく晴れている事や、前日の日中と当日の早朝の気温の差が10℃以上あるとベスト
濃霧注意報が出ている事や風が弱いことも関係あります。
自分で天気予報を調べる事も必要ですが、雲海の発生予報はこちらもチェックしましょう。
あさご市ポータルサイトあさぶら ⬅「勝手に雲海予報」があり、過去の履歴も見ることが出来ます。
見に行く時は「懐中電灯」、「防寒具」、「レインコート」等が必要になります。日の出前に行動するので道が真っ暗です。そして竹田城跡と立雲峡は電灯が設置されていません。
標高が300m以上もあり気温が平地と比べて低いのと、朝が冷え込まないと雲海は発生しません。雲海は水蒸気の塊なので、雲海の中を歩くと服がびしょ濡れになります。

発生条件など気にせずに、思いついた時に行動する我々「自由コンビ」。
12月13日(日)にやってきました。午前6時前に到着したのですが、無料駐車場は一杯で車が50台以上あったと思います。駐車場係の人がいるので誘導してくれます。
外で寝袋で寝ている人など、多くの人が朝早くから来ていることにびっくりです。奥に見える事務所で環境整備協力金300円を支払って展望台まで軽く登山です。
我々山登りコンビが普通に歩いて14分ほどでした。ゆっくり歩くと40分ほどかかるそうです。

この写真で6時19分。雲海がないような・・・。
日の出前はかなりの寒さです。すでに50人ほど第一展望台にいます。

日の出時間が7時頃なのですが、この写真がちょうど7時です。
奥には雲海が見えるのですが・・・。

7時20分ほどまでいたのですが、無理だと諦めて帰ることに。
第一展望台には70人以上の人がいたと思います。

登山靴で登ったので下り坂が楽チンでした。
後ろにあるパネルのような写真を撮ってみたいものです。
日本のマチュピチュと言われる竹田城跡へ
天空の城 竹田城跡までのアクセスと駐車場

No. | 名称 | 駐車台数 | 備考 |
---|---|---|---|
A | 山城の郷駐車場 | 100台 | 大型バス10台(要予約) |
B1 | 竹田城跡・立雲峡駐車場 | 100台 | |
B2 | 竹田城下町観光駐車場 | 150台 | 大型バス5台 |
C1 | 竹田まちなか観光駐車場 | 60台 | 夜間(夜9時~翌朝7時)は利用できません |
C2 | 竹田区駐車場 | 70台 | 土日祝のみ利用可 |
D | 立雲峡駐車場 | 50台 |
「JR竹田駅」より駅裏登山道があり、約30分で料金所近くまで行く事が可能です。他には表米神社登山道が駅から約40分、南登山道が駅から約60分で歩いていけます。

今回我々は、「山城の郷」まで車でやってきました。トイレがあり、お土産屋、食事が出来る店がある施設になります。

竹田城跡観覧料は大人500円。中学生以下無料で利用できます。特に注意してほしいのが季節によって入城時間が違うことです。
1.3月1日~5月31日 8:00~18:00(最終登城17:30)
2.6月1日~8月31日 6:00~18:00(最終登城17:30)
3.9月1日~11月30日 4:00~17:00(最終登城16:30)
4.12月1日~翌年1月3日 10:00~14:00(最終登城13:00)
1月4日~2月末までは冬季閉山となっています。
11月30日と12月1日で入城開始時間が6時間も違う・・・。
12月からの最終登城も13:00と早いので注意が必要です。駅裏登山道だとどうなるのかな?


山城の郷から竹田城跡まで2.2キロのアスファルト舗装の道を歩きます。
緩い勾配が多いのでそこまで疲れる事はないのですが、真夏だと途中までタクシーで来たほうがいいかも。
最終トイレ地点。自販機もあります。

「落ちない岩」。落ちそうで落ちない岩なので、受験生に評判となり合格祈願に訪れる人が増えているそうです。

山城の郷から料金所まで約20分歩きました。ゆっくり歩いて40分程度です。料金所の自販機でチケットを購入後、すぐに石垣が見えてきます。
コタ君は城に着いたので着替えました。全国屈指の山城遺構 国史跡「竹田城跡」に登城開始です。

嘉吉3年(1443)に竹田城完成。
初代城主として太田垣光景が治め、永禄13年(1570)まで太田垣氏7代続きます。天正5年(1577)、羽柴秀吉の丹波攻めにより羽柴秀長が城代となりました。
これ以降、竹田城は織豊方の拠点城郭として機能しています。

天正8年(1580)、羽柴秀長は出石・有子山城に入り、竹田城は秀長の属将・桑山重晴に預けられました。
さらに天正13年(1585)、桑山重晴が紀伊和歌山城代に転じると赤松広秀が城主となっています。
慶長5年(1600)の関ヶ原の戦いで、赤松広秀は西軍に属していて敗退後、鳥取の真教寺で自刃する。竹田城は廃城となりました。

昭和18年(1943)に国史跡に指定され、昭和55年(1980)に石垣復元工事が約9年かけて完了。
平成元年(1989)、映画「天と地と」撮影ロケの現場となっています。
平成18年(2006)、日本100名城に選定されました。
平成23年(2011)、映画「あなたへ」撮影ロケの現場となっています。

竹田城は、播磨・丹波・但馬の交通上の要地に築城されました。
築城当初の姿は不明な点が多いのですが、石垣遺構周辺に存在する曲輪から判断すると、現在の本丸・天守台の存在する山頂部から三方に伸びる尾根上に曲輪を連続的に配置し、堀切や堅堀で防御性を高めていたものと思われます。

織豊期以降の竹田城は、最高所の天守台(標高353m)をほぼ中心に置く石垣城郭となり、本丸以下南方には南二の丸、南千畳があります。北方には二の丸、三の丸、北千畳を築いています。
天守台の北西部には、花屋敷と称する曲輪があります。ここは主郭の中でも搦め手の位置に当たるため、南北には向かい合った石塁を築き、防御性を高めています。

竹田城の規模は南北約400m、東西約100mもあり当時の威容を誇っています。
道往復4.4キロ+城内散歩で軽く5キロは歩きます。夏場は水分補給が必須になりそうな場所です。
竹田城跡公式HP ⬅詳細は公式HPにてご確認ください。

帰りはお腹が空いたので、山城の郷にて草だんごを購入。
きなこが超大量でした。
日本の滝百選 猿尾滝

無料の駐車場、トイレもあるので便利です。

駐車場からすぐ滝がある親切設計。
国定公園・日本の滝百選・名勝の「猿尾滝」。この滝は「猿尾滝ヒン岩体」で形成された高さ60mの滝で、滝の景観が猿の尾に似ている所から猿尾滝と名付けられました。
ブナ、モミジ、サクラ、ケヤキ、マツなどの自然との調和が美しく、春は新緑の滝、夏は納涼の滝、秋は紅葉の滝、冬は氷壁の滝にその姿を変えてくれます。

古くから妙見山名草神社の参道から仰ぐ美しい滝として知られており、村岡藩主山名公はそうめん流しを楽しんだと言われています。
12月は中途半端な季節だったかも・・・11月には紅葉が凄そうな落ち葉の量です。

細長い猿の尾のような滝。
確かに長さの割に横幅が短い滝だと思う。

大きな滝壺が美しい八反の滝

無料駐車場には車数台分のスペースがあります。滝までの距離は短いのですが、高低差があるのでご注意ください。

遊泳禁止の看板があるので泳ぐ人がいたのでしょう。
滝の近くに行けたらいいのですが無理なようです。季節によってはこの池が青くなるので神秘性があります。
この神鍋高原周囲には多くの滝が存在しているので、滝巡りも楽しそうです。近くには神鍋山噴火口もあり散歩にいいかも。
出石城下町(文化庁指定重要伝統的建造物群保存地区)
<< 駐車場 >>
町の中心には大きな駐車場が4つほどあり、400~500円で駐車可能です。

町の南側にある出石城跡に向かいます。
出石城は慶長9年(1604)、小出吉英により築かれた城で当時の城域は東西約400m、南北約350mほどあったとされています。明治元年に建物は全て取り壊されましたが、現在では隅櫓や登城橋、登城門が建築されています。
後ろに見える山には有子山城跡があります。先に紹介した竹田城とも羽柴秀長繋がりがあります。
有子山城は天正2年(1574)に山名祐豊が有子山山頂に建てた城。標高が321mあり、時期によっては雲海も見下ろすことが出来る山城です。

城の庭園はどこも立派です。

但馬の小京都と呼ばれる城下町です。日本全国に小京都はあります・・・。

有子山稲荷神社に続く階段。並んだ多くの鳥居と共に紅葉の木も多いので、秋はさぞかし素敵な道となると思います。

辰鼓楼は明治4年(1871)、旧三の丸大手門脇の櫓台に、時刻を知らせる太鼓を叩く櫓として建設されました。明治14年に医師池口氏が大時計を寄贈してからは、日本最古の時計台として親しまれています。

お土産屋もいっぱいあり、見ているだけでも楽しめます。

出石名物そば饅頭を売っている店が多かったです。

古くは古事記、日本書紀にも登場する出石。
室町時代には山名氏が此隅山城を構え但馬の中心として繁栄しました。その後有子山城、出石城と城が変わり、領主も変わっていく中で沢庵和尚や桂小五郎、加藤弘之、斎藤隆夫など歴史的に有名な人物とも深く関わりをもつ城下町となりました。

池には鯉がいっぱい。
予約が必要ですが、きものレンタルがあり出石の城下町を散策出来るなど、いい思い出になりそうです。
城下町出石公式観光ガイド ⬅詳細は公式サイトでご確認ください。

出石 家老屋敷

白亜の土塀と長屋門のあるこの屋敷は、出石城内に残る唯一の江戸時代の武家屋敷です。
いくつも並べられた畳の部屋や、書院造りの意匠などに、上級武士の住居の佇まいを見せています。武家の建物としては珍しく2階があり、正面からはわからないように造られています。

犬について注意書きがなかったので受付で聞いてみました。抱っこしたら入ってもいいと言われました。ドッグリュックを持ってくればよかった。
入館料は大人200円 学生120円 小中学生無料。もちろんコタ君も無料です。

どこへでも遠慮なく入っていく我々「自由コンビ」。

家主と挨拶するコタ君。外に何かあるの?

隠し階段を登ると2階に入れます。

今回は登っていない有子山城跡。歴史を調べると城繋がりで色々勉強になります。
犬連れペット連れで食事(ランチ)が出来る店「出石皿そば」
「出石皿そば」とは挽きたて、打ちたて、茹がきたての伝統の「三たて」が美味しさのヒミツだそうです。
散歩してたら数店舗は行列が出来ていました。日曜日の昼だからなのか、人気があるからなのかは不明です。
出石皿そばのルーツは宝永3年(1706)に信州上田藩主仙石氏がお国替えになった時に始まり、その際に仙石氏と共に信州から来たそば職人の技法が在来のそば打ちの技術に加えられ、出石そばが誕生しました。
その後、出石焼が始まり白地の小皿に盛る様式が確立されました。


今回行ってみたのは「出石皿そば花水木」。注文したのは皿そば(三皿)とミニ丼セット(天丼)。
皿そば一皿がかなり小さいので追加注文してもいい量でした。薬味と一緒にとろろや卵もあるのが出石皿そばのスタイルのようです。
そばの香りもあり、味を変えることも出来て満足出来ました。

コタ君にもそばをお裾分け。最初からもっと注文すればよかったです。
出石城山ガーデン。店内も犬連れOK。
出石手打皿そば登城。テラス席がペット可。
焼肉屋。店内も犬連れOK。

犬連れペット連れで宿泊できるホテル
「天空の城」竹田城跡の城下町に宿泊出来るホテル。
約400年の歴史を持つ酒屋をリノベーションし、宿へと生まれ変わりました。客室は明治期に建てられた母屋や、蔵、離れなど部屋によって趣が異なるタイプ。
ペットと泊まれる客室は一棟貸し切りタイプなので他の客に気を使わずに滞在できます。ワンコ用のアメニティーも充実しているので犬連れの旅になれていない人でも安心です。
系列でもペット可なホテルがあるのでぜひ泊まってほしいホテルです。
高原の麓にある西洋風リゾートホテル。家庭的でありながら本格的なフランス料理フルコースが楽しめます。
若杉高原おおやスキー場のゲレンデ中腹にあり、見渡す限りの大自然の中にある宿。
手ぶらでOKな但馬牛のBBQに、ウォータージャンプ・ピザ体験・星空ハイキングなどの各種体験も豊富。
まとめ
雲海に浮かぶ竹田城跡を見るつもりだけで来たのですが、出石城下町が思いの外良く、前知識なしで楽しめました。
やはり城下町は古き良き時代の日本らしさが残っており、見どころも多いです。ペットと一緒に食事が出来る店もあり、ワンコ連れでも楽しめるルートだと思います。
12月に雲海を見ようとすると立雲峡は問題ないのですが、竹田城跡が10時からなので時間を持て余します。ご注意ください。
城崎温泉に近いので旅行のルートに組み込んでもいいと思いますよ。
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