もう悩まない!人にはわからない犬の気持ちとは?本音がわかる理由




毎日同じ食事でもあきない理由

犬は哺乳類の「食肉目」というグループに属する動物ですが、炭水化物や野菜、果物なども必要とする雑食性に近い肉食動物です。

いつも同じドッグフードではなく、本当は犬の為に手作りで食事をつくってあげた方がいいの?と思った事はないでしょうか?

人間だと毎日同じメニューだと文句を言われると思いますが、犬の場合は「総合栄養食」タイプのドッグフードで十分です。手作りだとカロリーや栄養のバランスに気を配るのは大変だからです。


そもそも犬はどこまで味の違いがわかるのでしょうか?犬の舌には人間と同じ味蕾(みらい)という器官があり、「甘味・苦味・辛味・塩味・酸味」を感じるといわれています。

さらに、人間には感じられない水味(イオン濃度)を感じる能力を持っています。ただし味蕾は人間の5分の1程度の数しかなく、味より嗅覚で判断しているようです。


また野生の頃の習性から、目の前にある食べ物をあればあるだけ飲み込むように一気に食べてしまいます。味を確かめるというより、とにかく早く空腹を満たす事が生きるための知恵でした。

群れで狩りをしていた野生時代、狩りの成功率が高いとはいえないので、獲物が獲れても仲間に先に食べられてしまいます。先に食べられないようにしようと早食いになったと考えられています。


味覚より嗅覚で判断しているので、毎日同じ食事を続けても食べ飽きることがありません。

信頼できるメーカーの「総合栄養食」タイプのドッグフードを選んであげれば、品質や栄養面でも安心です。ペットホテルに預けても食事の心配をしなくてすみます。

年齢や体重、運動量から考えて決めた量を食べていたら、特に味への気遣いは無用なのです。


芸をするのは楽しい理由

飼い主が何かの芸を教えると、とても上手にマスターする犬がいます。飼い主もますます熱が入り、様々な芸のできる芸達者な犬になれます。

もしかして犬に芸を教えるのは、飼い主の単なる自己満足と思ってしまうかもしれません。


一つ言えるのは、犬はやりたくもない動作を嫌々している訳ではありません。そもそも芸をしている認識すらありません。

犬にとって芸をするのは飼い主と一緒に遊ぶ楽しい時間なのです。遊んでもらいながら、褒めてもらえる。楽しいからこそ、どんどん芸を覚えてきます。犬の立場になればしつけとさほどの違いはないようです。


犬は遊びが大好きで、好きな遊びは犬の年齢や犬種、性格によって違います。遊びを少しずつレベルアップさせたり、新しい遊びを取り入れたりして犬を楽しませてあげましょう。

それと1週間に1度だけ1時間遊ぶより、1日5分でも毎日遊んでくれる飼い主の方が犬は大好きなのです。

飼い主もこんな愛犬の想いを理解して、芸のうまい・へたを気にせずに、愛犬とのコミュニケーションタイムを楽しむ意識を持ちましょう。


厳しくしつけない理由

犬にはしつけが必要と言われます。人がリーダーである事を教え、散歩の主導権は飼い主がもつなど、犬と人が暮らしていく上でのルールをしつける事はとても大事です。しかし、しつけは厳しい方がよいというのは間違っています。

飼い主と犬が信頼し合える関係を築くことが大切で、犬が楽しみながらルールを覚えていく。自分から進んで行動するようになる事がしつけや訓練の基本です。


そして褒めてあげる事を忘れてはいけません。たとえば「お手」を教えるとします。最初はごほうびのおやつが目的であっても、次第に褒められる喜びを知れば「お手」の言葉だけできちんと「お手」が出来るようになります。

逆に犬をコントロールしようとしたり、ダメな事を叱って教えるしつけは、まったくしつけにつながりません。飼い主も一緒に楽しみながら、褒めて学習させていきましょう。


また訓練する時は、家族全員で同じ言葉で統一する事が大切です。「待て」と「ダメ」や「座れ」と「おすわり」など違った言葉を家族それぞれが使っていると犬が混乱してしまいます。


小型犬は可愛くて扱いやすくない理由

自分が飼いたい犬を選ぶ時には、飼い主にも体力が要求されそうな大型犬より小型犬がいいと女性は思うかもしれません。体重が軽い小型犬は扱いやすく、抱っこも楽そうです。なによりも見た目が小さくて「かわいい」のです。

ただ小型犬といってもその性格は様々です。個性をよく知って選ぶことをおすすめします。


たとえばトイプードルは賢く社交的な性格です。飼い主に従順で他の犬や猫などの動物とも友好関係を築きやすいのが特徴です。

ミニチュア・ダックスフンドは、もとは猟犬で走り回るのが大好き。好奇心が強く、わがまま度が高いのも特徴です。


また小型犬は家族みんなで可愛がるためにしつけがおろそかになり、わがままに育って手を焼く事も多いようです。

逆に大型犬はもともと人の仕事を手伝ってきた犬種が多く、力は強くても人に従順な性格です。

飼い主の指示に従い、しつけがスムーズに出来ることが多いので、小型犬より扱いやすい面もあります。犬の性格と特徴を人が学習して理解をしてあげましょう。


2頭目を飼う時に先輩を立てる理由

犬を飼い始めて慣れてきたら、家のワンコにも仲間がいた方がうれしいかもと思ったり、お留守番も寂しくないかもとの思いもあり、もう1頭飼う事にしました。

このように複数の犬を一緒に飼う「多頭飼い」の愛犬家が増えています。


新しく迎える犬はほとんどは子犬だと思います。その時に注意してほしいポイントがあります。

新しくきた犬はもちろん、先住犬も少なからずストレスを抱えることになります。自分のテリトリーだと思っていた家の中に突如子犬がやってきたら、自分の順位付けが脅かされる可能性が・・・。


最初はどうしても子犬にかまう時間が多くなり、優先して可愛がる事が多くなると思います。

このような飼い主を見て、前からいる犬が敏感に反応します。自分のほうが先輩、つまり家の中で順位が上のはずなのに「新しく来た犬が上位」のような扱いをしている・・・。

先住犬はヤキモチを焼いたり、自分の力を示そうと子犬に噛みつく事もあります。


食事や遊びの順番は、先輩犬をいつも先にするなどの配慮をしてあげましょう。犬種にもよりますが、性別ではメス同士、1頭目が大型犬で2頭目が小型犬だとケンカも少なく、うまくいくようです。

また先住犬が問題行動の多いわがままな犬の場合は、2頭目を迎えない方がいいでしょう。


飼い主が増えたら愛情も増える理由

独身時代に飼っていた犬と結婚してからも同居する場合、犬は新しくやってきた夫(妻)とうまくやっていけるでしょうか?それは今までの飼い主である彼女(彼)の態度が大きくかかわってきます。


彼女(彼)自身は愛犬に対してこれまでと同じつもりでも、やはり夫婦二人で過ごす時間が増えていくものです。

犬の立場からは遊んでもらえなくなったと思っているはずです。飼い主の気を引こうとわざとオシッコをする場合もあります。


もう一つは夫(妻)との関係。夫(妻)に吠えるようになったら自分(犬)の方が家の中で順位が上だと認識しているケースです。

こんな時は夫も妻と同じように散歩に連れて行ったり、食事を与えたりと夫婦二人が共に犬より順位が上である事を早く学習させます。


家の中の環境が変わり、愛犬の不安やストレスも相当なものになります。飼い主の夫婦が二人そろって、いままで以上の愛情を注いであげてください。その上できちんとした序列がわかれば、犬も安心して暮らせます。


狭いハウスでも問題ない理由

室内で犬を飼う場合でも必ず屋根付きハウス(ケージ等)を用意しましょう。犬は野生時代から狭い巣穴で暮らす習性があり、広いハウスは必要ありません。開放的すぎると逆に不安になってしまいます。

屋根付きハウス(ケージ等)の広さは伏せが出来て、立ち上がってどうにか方向を変えられるスペースがあれば十分です。少し狭いかなと感じるくらいで問題ないのです。


また室内飼いでも部屋の中を自由に動き回れる癖をつけると、問題行動につながる元になります。部屋全体を自分の縄張りだと勘違いして、トイレのしつけもうまくいかず、聞き分けのない犬になる事も。

家に来てすぐの子犬の時に、ハウスの習慣を教え込みます。子犬の頃はまだ眠っている事も多く、ふだんの居場所はハウスの中が安心と覚えるには最適に時期です。


体のサイズに合った広すぎないサークルの中に屋根付きハウス(ケージ等)なら、犬は本能的に安心できます。犬に絶対的安全地帯を提供してあげましょう。

また広い庭があっても放し飼いや、リードを長くして動けるようにするのはお勧めしません。あくまで居場所はハウスであり、散歩や飼い主と遊ぶ時にだけ自由に動けると認識させましょう。


愛犬に「去勢・避妊」をする・しない理由

メス犬は年に2回訪れる発情期には情緒不安定になる場合があります。このような性格変化を避けるために有効なのが不妊手術です。メス犬がヒート(生理)状態の時はペットホテル側から宿泊不可になる場合もあります。

犬に去勢・避妊をしたほうがいいのか、しないほうがいいのか。飼い主の責任として、犬を飼う際にぜひ考えて欲しい事です。


まず去勢・避妊をした場合の犬の変化です。

一般的な例ですが、オス犬は去勢した場合縄張り意識が弱くなる傾向があり、マーキングの要求が減ります。また発情期のメスに出会ってもあまり興奮しなくなるようです。

メス犬はオス犬と違って性格が激しくなり、攻撃性が強まったりマウンティングやマーキングをはじめたりする事も。


オス犬は去勢手術によって精巣を取り除くと前立腺が委縮するので、前立腺肥大症や命にも関わる前立腺腫瘍にかかりません。他には 精巣腫瘍、肛門周囲腺腫といった病気を防ぐこともできます。

メス犬は避妊手術を受けることで、乳腺腫瘍や子宮蓄膿症などの発症リスクを減らせる事が出来ます。


アメリカでは合理的に「する派」、ヨーロッパでは自然に反する行為だから「しない派」が多く意見の分かれる所です。

メリットとデメリットを知ってよく考える必要があります。また去勢・避妊をする場合は、犬の種類によっても適正な時期があります。前もって動物病院で獣医に相談しておきましょう。

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紙袋をビリビリにしてしまう理由

楽しいから。






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