ダックスとのライフプラン~年齢によって必要な事が変化する




犬の年齢早見表

小型犬・中型犬 大型犬 人間
2ヶ月   3才
3ヶ月   5才
6ヶ月   9才
  1才 12才
9ヶ月   13才
1才   17才
  2才 19才
1才半   20才
2才   24才
  3才 26才
3才   28才
4才   32才
  4才 33才
5才   36才
6才 5才 40才
7才   44才
8才 6才 48才
9才   52才
  7才 54才
10才   56才
11才 8才 60才
12才   64才
13才 9才 68才
14才   72才
15才 10才 76才
16才   80才
  11才 81才
17才   84才
  12才 86才
18才   88才
19才 13才 92才
20才   96才


オスとメスでどう違うか

基本的にはオスが大きくて、メスが小さいです。オスは骨格がしっかりしているので、メスと比べてがっしりとした体つき。同じ年齢でも大きさに差があります。

てオスの方が筋肉質で触ると硬いですが、メスは柔らかく感じます。触り比べると体つきの違いがはっきりと分かります。


個体差もありますが、活動的なオスに比べてメスの方が飼い主に寄り添う傾向にあり、甘えん坊に見えます。

オスは女性に、メスは男性にといったように、犬は人に対しても異性になつく傾向があるようです。特に成犬となったオスの場合、人の女性から出るフェロモンに反応する事もあるようです。

メスは触られることを好むために、ブラッシングなども好んで受け入れるようです。オスに比べて、お手入れは比較的やりやすいといえます。


これがオスだ!


子犬期 12ヶ月まで

1才までの体の変化
  • 生後2~4ヶ月で免疫力が弱くなり、感染症にかかりやすくなる
  • 生後4~6ヶ月で乳歯から永久歯に生えかわる
  • 生後7ヶ月で性成熟が始まる
  • 生後10~12ヶ月で体のつくりが完成する 

生後4ヶ月頃までは、どのダックスも好奇心旺盛で何にでも興味を示す時期。ちょこまか動き回り落ち着きがない行動をとりますが、この時期にはたくさん遊ばせる事がとても重要。遊びを通して必要な筋肉がつき、どんな環境にも怖がらない社会性も身につきます。免疫力が一時的に低下する2ヶ月を過ぎたら、外にも連れ出し、好奇心を満たしてあげましょう。


カニンヘン、ミニチュア、スタンダードなどダックスは概ね12ヶ月でどのダックスも骨格の成長が止まり、成犬の体格になります。7ヶ月頃から性成熟が始まり、メスは発情を迎えオスは発情したメスに反応したり、マーキングをするようになります。


飼い主のする事
  • 迎えたその日からハウスとトイレのしつけをスタートする
  • 3回目のワクチン接種2週間後から本格的なお散歩へ
  • 4ヶ月までに社会化のしつけをする
  • しつけの基本を教える
  • 避妊・去勢手術をするなら、性成熟する前に検討する


体はすぐに大きくなります。


青年期 1~3才

体の変化
  • 子犬期のような目覚ましい体の成長がなくなる
  • 食事の見直しや、運動量を増やすなどの肥満の対策が必要になる
  • 2才を過ぎると、メスは発情が安定するので妊娠に適した体になる

体の成長が止まったからといって、精神的にも大人になったかというとそうではありません。3才くらいまではまだまだ子供。やんちゃな行動はしばらく続くので、成犬だからと安心せずに子犬期と同様、犬が遊んでいるとは目を離さず、怪我のないように見守り、しつけもしっかりとする。


飼い主のする事
  • 散歩と遊びで毎日体力を発散し、外の刺激に触れさせる
  • 子犬期に教えたしつけを生活に取り入れる


鍛えれば強くなります。


壮年期 4~6才

体の変化
  • 腰に負担のかかるような生活を送っていたらヘルニアになる事もある。
  • 特定の犬種がかかりやすい病気の症状が出始める事もある。

やんちゃだったダックスも4才を過ぎた頃から徐々に落ち着いてきて、イタズラも激減します。興奮しやすかったダックスも次第に落ち着いてきます。「オスワリ」や「マテ」などの飼い主の指示を聞きいれるようになります。


飼い主のする事
  • 落ち着いたからといってほうっておかず、意識してスキンシップをとる
  • 腰に負担がかからないお散歩コースを選ぶなど


ぐうたらになります。


シニア期前半 7~10才

体の変化
  • 内蔵機能の低下や目のかすみなど、目に見えない老化が始まります
  • 少しずつ体の衰えが目立ち始める

10才頃から物事に対するこだわりが強くなり、頑固になる傾向があります。今まで平気だったお手入れを嫌がるなど困った行動が見られたら、おやつで慣れさせるなどして一からしつけをする必要があります。以前よりも甘えん坊になった犬には、積極的にスキンシップをとるなど要求を満たしてあげましょう。


飼い主のする事
  • 距離や時間は減らしても散歩は続ける
  • 定期検診をマメに行く
  • 飼い主から積極的にスキンシップをとる


シニア期後半 11才~

体の変化
  • 体を左右に振って歩く
  • 背中が地面に対して水平でなくなる
  • 白髪が増える
  • 活動量が減り睡眠時間が長くなる


飼い主のする事
  • 生活の場の温度差を少なくする
  • 出来る事はさせながら、手を貸しすぎず動こうとする気持ちを大切にする
  • マッサージやストレッチでケアをする
  • 定期検診をマメに行く




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