目次
- 1 新岡山港から小豆島へフェリーの旅
- 2 エンジェルロードは願いが叶う場所?
- 3 樹齢千年のオリーヴ大樹はスペインから10,000キロの海を旅してきた
- 4 重岩(かさねいわ)はパワースポット
- 5 何の世界一?土渕海峡から迷路のまち
- 6 宝生院のシンパクには1600年以上の巨大なものがある
- 7 中山千枚田は懐かしい日本の田園風景
- 8 道の駅 小豆島オリーブ公園はオリーブ栽培発祥の地
- 9 日本三大渓谷美の一つ寒霞渓へロープウェイに乗って
- 10 マルキン醤油記念館はしょうゆソフトクリームが人気
- 11 二十四の瞳映画村は昭和の雰囲気が残る場所
- 12 犬連れペット連れで食事(ランチ・カフェ)が出来る店
- 13 犬連れペット連れで宿泊できるホテル
- 14 まとめ
新岡山港から小豆島へフェリーの旅
小豆島へ行こうとずっと思っていたのですが、寒霞渓ロープウェイが運休中だったので延期していました。寒霞渓ロープウェイも再開されることになり、いざ小豆島へ!
前日になって予定を決めたので知らなかったのですが、乗用車フェリー乗船予約があるのを知りました。オンライン予約は前日15時までなので出来ないのですが、GoogleMapを見ていてある事に気が付きました。
オリンピックの聖火リレーが当日(4月18日)にある・・・。
どの程度影響があるのか不明なのですが、フェリーに乗れなかったら次は1時間半後の出発なので確実に乗れるように早めに家を出ることにしました。
8時40分に出発のフェリーは30分前から受付開始だというのを現地で初めて知ったのですが、現地に到着したのが7時20分・・・。
暇なので朝ごはんを食べてコタ君と散歩をしていました。ちなみに1台だけ車がいたのですが、これからどの程度車が来るのかわからないので、車は乗船乗り場で並んでいます。
バイク乗りが大勢いたのですが、車は思ったよりいませんでした。
船の車両搭載能力が普通車60台ほどあるのですが、日曜日の8時40分発の船内は・・・。
普通車十数台程度・・・。
バイクが30台ほどいたのですが、それでも船内は半分も埋まっていませんでした・・・。
気合を入れて早起きしたのですが、無駄だった・・・。
ちなみに料金ですが自動車料金は3m~4m未満で往復11,800円。4m~5m未満で往復15,000円。大人一人分の料金込みです。車検証を見せてチケットを購入します。コタ君は無料でした。
車でも二人以上は人数分の料金が必要なので、かなりの金額になります。
約70分の船旅が始まります。天気が良く波が穏やかなので快適な時間です。
船の1階は車両スペースで2階が客室、3階は貸し切り部屋と屋外の子供の遊び場になっています。
2階の客室入口にはペット関係の注意書きがなく、入っていいのか悪いのか不明。ほとんどのフェリーは客室内には入れないので入っていません。
4階部分はデッキになっていて風が気持ち良い場所です。ミニトレインもあります。
エンジェルロードは願いが叶う場所?
1日2回ほど現れる「エンジェルロード」。干潮の前後3時間ほど現れ、約6時間ほど見ることが出来るのでかなりの確率で見られると思うのですが、干潮の時間を事前にチェックして行動ルートを考えたほうがいいでしょう。
干潮から1時間後なのですが、道幅がかなり広い。
瀬戸内海にはこのようなエンジェルロードが多いのですが、この場所は特に有名?島には貝殻を飾ってありました。
大切な人と手をつないで渡ると願いが叶うと言われているのでその関係かも。
島の手前にはエンジェルロードを上から見渡せる展望台があります。
エンジェルロードには無料駐車場があり、観光案内所も設置してあるのでおすすめスポットを案内してもらえます。
asoview!遊び予約・レジャーチケット購入サイト ⬅ではシーカヤックで小豆島周辺の無人島巡り体験ができます。
樹齢千年のオリーヴ大樹はスペインから10,000キロの海を旅してきた
小豆島は昔からオリーブの木があるのかと思ったら、スペインのアンダルシア地方から持ってきたそうです。
樹齢千年だそうです。ですが・・・思ったより小さい。
海側には謎のデッキが設置されてあります。
グレインフリー・チキン生肉とサーモンをたっぷり使用!プレミアムドッグフード『モグワン』
重岩(かさねいわ)はパワースポット
車の無料駐車場が7~8台ほどあり、そこからコンクリート階段を登って行きます。
コンクリート階段がまあ長い。最後にここに来たのですが疲れました。
コンクリート階段の次は自然道。まだ歩きます。
やっと到着。5分ほどしか歩いてないのに疲れたのは太ったから?
誰が積んだのか絶妙なバランスで保っています。落ちそうなのに落ちないのは受験のご利益があるかも?
海側の景色は素晴らしいものがあり、瀬戸内海を一望できる場所です。
何の世界一?土渕海峡から迷路のまち
小豆島には世界一があると聞いています。写真を見てわかるでしょうか?
正解は世界一狭い海峡です。「土渕海峡」最小で幅9.93mとしてギネスブックに登録されているそうです。
海峡とは陸地によって狭められている水域で、日本では海峡と水道は明確な基準で分けられている訳ではありません。だから〇〇海峡や〇〇水道も名前的には違いはないのです。
土庄町役場では横断証明書(1枚100円)を発行しているそうです。
土渕海峡から少し離れた場所に「迷路のまち」があります。迷路のまちの一角に「妖怪美術館」があり、迷路のまちのどこかにも妖怪が隠れているみたい。
ペットは入れないので詳細は不明ですが、この後に行った二十四の瞳映画村にも一部ありました。
瀬戸内海の海賊の侵入から島民の生活をまもるために、迷路のように入り組ませた路地によって町がつくられたそうです。
宝生院のシンパクには1600年以上の巨大なものがある
遠くからも見える巨大な何か。近くで見るとさらに迫力アップ!樹種はヒノキ科ビャクシン属イブキ。昭和30年に国指定特別天然記念物に指定されています。
樹高16.9m 胸高樹幹周17.28m 根本高20m 周囲20.94m (平成27年測定)
古墳時代に応神天皇が手植えされたものとして語り継がれています。樹齢はおよそ1600年以上と推定されています。
神社仏閣には巨木が残っていることが多いのですが、それ以外では切り倒されるから残らないのかも。荒々しい立派な大樹です。
只々デカい!自分の目で見るとさらに迫力が増しますよ。
中山千枚田は懐かしい日本の田園風景
少し離れた場所に公民館があり、そこが無料駐車場として利用できます。
中山の郷は中山間地域になり、標高差100mほどの山肌沿いに広がる棚田が750枚以上あります。
「美しい日本の歴史的風土100選」や「にほんの里100選」「日本の棚田100選」にも選ばれるなど日本の原風景が残されている里山です。
この中山千枚田は南北朝時代から江戸時代中期にかけて造られたものです。
車で上にある蓮華寺まで行き、そこから少し歩いた場所からも撮影してみました。日本は山国なので大小はあれどこの様な山肌沿いに広がる田園はよく見るのでは?
道の駅 小豆島オリーブ公園はオリーブ栽培発祥の地
約2000本のオリーブの木があるそうなのですが、今日はオリンピックの聖火リレーがあり、テレビカメラ、スタッフ、警察官がいっぱいでのんびり出来る雰囲気ではありません。
不思議なモニュメントがあります。
オリーブ記念館ではオリーブオイルの販売などもしています。
それと映画「魔女の宅急便」(2014年)のロケ地になったことで「魔法のほうき」を無料レンタルしています。公園内なら持ち出し可能で風車の前で撮影している人がいっぱいです。
オリーブの苗木を育てていて、販売もしています。
ギリシャ風車の前で魔法のほうきにまたがってずっと撮影している人がいっぱいでした。
実写版を見た事がないのでよくわからない・・・。
コタ君も魔法のほうきに乗せればよかったかも。
日本三大渓谷美の一つ寒霞渓へロープウェイに乗って
日本三大渓谷美はここ小豆島の寒霞渓と群馬県の妙義山、大分県の耶馬渓があります。
寒霞渓ロープウェイは標高295mのこううん駅から標高612mの山頂駅まで標高差317m、全長917mの空の旅が楽しめます。
大人往復が1,890円ですが、ワンコは手荷物扱いになり往復200円必要です。
ケージなどに入れていただければ乗車可能です。ペット乗車の際は別途運賃が必要になります。
片道100円、往復200円(介助犬・盲導犬は除きます)
但し混雑時などケージの大きさによっては乗車をご遠慮いただく場合がございます。
また数に限りはございますが、ケージの無料貸し出しをしております。
他のお客様によるトラブルに関しましては、当社は責任を負いかねますのでご注意ください。
ちなみにチケットですが日本最大級のレジャー総合情報サイト⬅を利用すると10%オフで購入できます。
寒霞渓は小豆島でも特に行って欲しいオススメの場所なので、チケットを安く購入しましょう。
ロープウェイからの景色。山肌が他の瀬戸内海の島々とは明らかに違う。コタ君は今回もドッグリュックに入れていますが、顔出しOKなので景色を見てましたよ。
山頂駅に到着。今日は風が強く寒いです。天気も悪くなったので小豆島最高峰の星ヶ城への山登りは中止にしました。
お店の中にはワンコは入れないようなので、外の売店でお昼ごはんを食べることに。
ポテトとオリーブ牛コロッケバーガーを注文。ダイエット中だけど炭水化物を食べてしまった。コタ君にもポテトをおすそ分けです。
山頂駅周辺を散歩します。
ハート松ベンチ。幸運が舞い込むラッキーベンチだそうです。
記念撮影スポット。
ここからも絶景が見えるのですが、天気が悪いのでイマイチかも。
映画「八日目の蝉」のロケ地でもある、標高625mの鷹取展望所からの景色。
ポーズを決めるコタ君。
四望頂までの道からの景色。
四望頂からの景色。更に歩くと表12景の景色が見られる下り坂があります。裏8景のどちらかを見ながら歩いて帰ろうと思っていたのですが、結局ロープウェイで降りました。
マルキン醤油記念館はしょうゆソフトクリームが人気
本日は無料開放日でした、通常は大人210円だそうです。ペット関係は何も書いてないのでドッグリュックで潜入しました。駐車場も無料です。
マルキン醤油記念館は大正初期に建てられた工場の一つを記念館として改装された建物です。1996年に国の登録有形文化財に指定されています。
創業時から実際に醤油造りに使われていた大きな桶「大桶(おおこが)」をくり抜いたトンネル。
100年前の醤油造りの様子が紹介されています。
コタ君も醤油造りに目覚めた?
マルキン醤油記念館の横にある物産館でしょうゆソフトクリーム300円を購入。しょうゆの香りと風味が感じられ、なかなかの美味でした。
夏の散歩にはネッククーラーが便利です。両手がフリーになりリードを持つのに邪魔になりません。
冷却プレートが冷たくて気持ちいいので、通勤にも役立ちます。プレゼントにも最適!
二十四の瞳映画村は昭和の雰囲気が残る場所
入口に無料駐車場があるので便利。
二十四の瞳映画村の開村時間は9:00~17:00
入村料 大人790円 小学生380円 コタ君無料。ワンコは建物内部には入れないのですが、屋外は入ってもOKです。
外の駐車場に売店があったのですが、映画村内にも売店がありました。
なぜが海洋堂があり、普通にフィギュアを売っていました。
水路に魚がいると思っていたら、魚の餌を売っていました。生の餌は珍しい。
奥に見えるギャラリー松竹座映画館では二十四の瞳の映画を上映しています。
二十四の瞳像「せんせあそぼ」。コタ君あわせて二十六の瞳。
この二十四の瞳映画村は映画「二十四の瞳」のロケ用オープンセットを改築したもの。名場面の多くがここで撮影され、木造校舎、男先生の家、漁師の家など大正・昭和初期の世界が広がります。
複数の作品があるのですが、映画村は1954年に公開された映画を元にしているみたい。
映画を見ていないとポカーン状態になるのですが、雰囲気を楽しむ事は出来ます。
映画村は思ったより広く、ノスタルジックな雰囲気があります。
1950年代の映画ギャラリーや懐かしの給食セットが食べられる「キネマの庵」。
中を見たかったので、一度コタ君を車でお留守番させて戻ってきました。
映画のタイトルから昭和初期の様子など知らない人でも懐かしい?
給食セットを提供している横で八日目の蝉のパネルが展示されていました。
寒霞渓でも撮影されていましたが、小豆島の色々な場所で撮影されたようです。
海の直ぐ側にある岬の分教場は明治35年(1902)、田浦尋常小学校として建築された瓦葺平屋建校舎1棟で、2教室と教員住宅を含んでいた建物です。
明治43年(1910)からは苗羽小学校田浦分校として使用され、昭和46年(1971)閉鎖されました。
二十四の瞳の舞台となってからは一躍有名となり、訪れる人が絶えなくなっています。
残そうとしないと残らない建物なので貴重です。
内部はワンコは入れないのですが、コタ君お留守番で潜入しました。
教室内部の様子。
次の教室はポスターなどを展示しています。
教員室は少し生活感がある部屋でした。
犬連れペット連れで食事(ランチ・カフェ)が出来る店
エンジェルロードのそばにあるラーメン屋。ワンコOKなテラス席は瀬戸内海が一望できる場所。
小豆島の新鮮な食材を使用した創作料理が人気の店。観光シーズン(4月~11月)は予約で満席になる場合もあるので事前に予約しておきましょう。ワンコはテラス席のみOKです。
小豆島にある酒蔵が経営しているカフェ&バー。佃煮工場をリノベーションした店内では利き酒が出来たり、小豆島の食材に日本酒や酒粕を加えた料理が楽しめます。ベーカリーが併設してあります。
犬連れペット連れで宿泊できるホテル
防音ハウス(ケージ)を完備したペット同伴専用ルームがあります。ワンダールームは高い防音性、換気に優れ、ペット専用入口も完備。
20万坪の広大な敷地内で、全面芝敷きのドッグランで遊んだり、日本夕陽百選に選ばれた瀬戸内海に沈む夕日は別格。
夕食は約50種の和洋の料理が並ぶ瀬戸内旬彩バイキングで、ライブコーナーでは人気の小豆島寿司、あつあつ鉄板焼、揚げたて天ぷらもあります。
露天風呂から見る夕日は絶景です。
大型犬まで同じ部屋で宿泊可能なコテージ。ドッグランがあります。オリーブ公園のすぐ近くなので散歩コースにも困りません。
まとめ
今回はかなりのハイペースで色々な場所に行っています。のんびり見ていると1日で見るのは疲れます。
オススメの場所は「エンジェルロード」「小豆島オリーブ公園」「寒霞渓」「二十四の瞳映画村」がベタですが一度は行ってみるべきかな?
秋の紅葉の季節は特に「寒霞渓」がいいと思います。表12景、裏8景、星ヶ城の散策をしてみたいかも。
コメントを残す