南宇和~宇和島を犬連れおでかけ観光旅行 石垣の里~高茂岬~遊子水荷浦の段畑~宇和島城




紫電改展示館~宇和海展望タワー

紫電改展示館の入口。入場無料ですが、ワンコは入れません。

<< 開館時間 >> 午前9時~午後5時

<< 休館日 >> 12月29日~1月1日


昭和53年(1978年)に久良湾で発見され、引き上げられた紫電改が宇和海展望タワーのある馬瀬山山頂に恒久平和を願うシンボルとして展示されています。紫電改はゼロ戦に代わる新鋭機として終戦間近に開発され、海軍のもっとも優れた戦闘機だったと言われています。館内には紫電改に関連する写真、資料のほか記録映像も見ることができます。この紫電改は日本に現存する唯一のものです。

愛南町公式HPより引用

少し中を見たかったので、コタ君を外につないで写真を1枚撮っているだけでワンワン吠えまくり・・・。

少しは待ってくれよ!


遠くに見えるのが宇和海展望タワーです。

一番上は海抜260mもの高さがあるそうですが、2019年7月9日より運行を休止していて、再開は未定?のようです。


展望タワーの横にあるベンチから湾内が見渡せます。隣には「南レクこども動物園」もあり、小さな子供連れの家族が楽しそうに行っていました。


遺跡のようにも見える「石垣の里」

「休憩所しおかぜ」無料駐車場で、サイクリスト達も利用していました。


愛媛県指定 文化の里 石垣の里 外泊

愛媛県西海地区は宇和海に突き出た半島です。半島北西部に位置する外泊は、狭い山の斜面にがっしりと石垣に守られた家が建ち並ぶ素朴な風景を魅せてくれます。


外泊地区は、隣接する中泊地区の人口が増加した幕末、当時の集落の指導者でもある当主が分家移住を発案し、次男三男を対象に募集し興したといわれる。

谷をおさめて川とし、これを基幹に屋敷の造成にとりかかり、全戸が入居したのは明治12年頃だった。

独特の家並みを形成する周囲に高々と積み巡らされた石垣は、外洋からの強風や塩害から家屋を守るために造られたもので、その景観から「石垣の里」として知られています。


ここだけ見たらどこかの遺跡みたいです。区画整理をしていますが、空き地が多いです。


「だんだん館」休憩が出来る場所でもありますが、整備される前のかつての石畳や石垣などの貴重な写真を見ることが出来ます。


この地区だけ特別に石垣が多いです。石を積み上げるのが愛媛県南部の文化なのか?

他の場所にも少しですが石を積み上げている場所がありました。


高茂岬展望所(足摺宇和海国立公園)はワンコに人気

高茂岬(こうもみさき)に到着。愛媛県の最南端に位置する西海町。

豊後水道に突出した高茂岬は昔から航海の難所として知られ、100mもあるこの断崖から宇和海・高知の島々、はるか九州の山並みの展望が出来る素晴らしい場所です。

第二次大戦時には海軍呉鎮守府所属の高茂術所があり、三棟の兵舎が完成して約40名の兵士が勤務していたそうです。


我々、瀬戸内の民は地平線を見ると興奮するのだ!!わーいわーい。


風が気持ち良いのでのんびりしたい場所です。他にも多くのワンコが散歩していました。


コタ君もうれしそうに走り回っていました。


まるで巨大要塞?「遊子水荷浦の段畑」

遠くから見ていると、まるで城壁のような山肌です。


無料駐車場の目の前にある「だんだん茶屋」。宇和島名物「鯛めし」が食べられるそうです。

鯛の養殖では日本一として有名なので食べたかった・・・。

「鯛めし」は炊き込みご飯とは違って、宇和島でとれた新鮮な真鯛を刺身にして、出汁に生卵を溶いてぶっかけスタイルで食べるスタイル。


犬連れでも食べられる場所を探せばよかったと帰ってから後悔です・・・。

と思って調べたらありました。犬連れもOKのようです。


「道の駅うわじま きさいや広場」ペットはテラス席のみ可となっています。

きさいや広場 公式HPにてご確認ください。


遠くから見えていた城壁のような物は積み上げられた石垣でした。これは巨大要塞だよ。


こんなに狭い段々畑をなぜ作ったのか?今はレールで運べるようにしています。

作業している人が脚立をもって作業してました。絶対不便だよね?今までに誰か転落してるよね?


雑穀やさつまいも、桑などの栽培をしているそうです。

50年以上前の写真でも今と同じ様な風景でした。


現存天守12城の宇和島城へのアクセスと駐車場

<< アクセス >> << 車 >>

今治小松道の無料区間である「宇和島朝日IC」から1キロ5分程度。


<< アクセス >> << 電車・バス >>

JR宇和島駅から徒歩で約1キロ約10分。

JR宇和島駅からバスで約3分。


<< 駐車場 >>

城の入口横に有料駐車場があります。1時間100円。

休日の午後に行ったのですが、駐車場に並んでいたので、近くにあった別の駐車場に停めました。

そこも1時間100円でした。


営業時間[開門]3月~10月6時~18時30分 11月~2月6時~17時
[天守]3月~10月9時~17時 11月~2月9時~16時
[郷土館]3月~10月9時~17時 11月~2月9時~16時
休館日[天守]無休
[郷土館]無休
入場料金[天守]大人200円/中学生以下無料
[郷土館]無料


ペット禁止のマークが!ここまで来たのにーー!!っと思ってもう一つの看板を見ると・・・。


城山全域は都市公園に指定されています。都市公園内でのペットの散歩は禁止ですが、ケージに入れるなど他の方に迷惑をかけない場合は入場可とします。盲導犬・介助犬はそのまま入場可です。(都市整備課)

と看板に書いてあります。

天守に入るつもりだったので、ドッグリュックにコタ君を入れて場内に入ることにしました。


登城にあたっての注意事項

ペットの散歩・持ち込み(バッグ・ケージ利用を含む)は禁止しています。

宇和島市公式サイトより引用

後で公式HPを見ると禁止みたいですが、現地で係の人に聞いたらOK貰えました。

天守内禁止は割とあるのですが、敷地内も禁止は珍しいと思います。今までにウンコやシッコの後始末をしていない飼い主がいたからでしょう。


石段をコタ君かついで登っていきます。


コタ君は楽ちん。ドッグリュックでも顔を出していればいい子にしているワンコです。


宇和島城が見えてきました。


宇和島城(鶴島城) 天守は重要文化財となっています。

湾頭の丘陵に築かれた平山城で、慶長年間に築城の名手と呼ばれた藤堂高虎によって築城されました。

寛文2年から5年にかけて伊達宗利により大改修されています。


天守は独立式で3層3階本瓦葺、白壁の総塗ごめ造りです。正面最上階の屋根に唐破風、二層に大型の千鳥破風、その下に二つの千鳥破風を並べ、最下層にこれらのすべてを受けた玄関に大型の唐破風があります。


堀は全て埋められ、三之丸をはじめ総郭部分約28万㎡は失われていますが、本丸・二之丸等の郭を含む約10万㎡の城山は国史跡(昭和12年)となりました。

現存天守12城の一つである天守は国重要文化財(昭和9年)、そして南側登城口城門の上り立ち門は市指定文化財(昭和38年)に指定されています。


この達観した表情を見て欲しい!

これぞ武士の見本だ!!


ドッグリュックに入ったら城内に入ってもいいそうなので、コタ君を連れて内部を見学です。

コタ君の鎧と同じだと感心して見学しております。


天守からみた宇和島市の様子。


城の敷地内にある城山郷土館。


宇和島城上り立ち門

これで宇和島城もコタ君の支配下となりました。

現存天守12城も姫路城(兵庫県)、備中松山城(岡山県)、松江城(島根県)、丸亀城(香川県)、高知城(高知県)、伊予松山城(愛媛県)と7城を攻め落としました。

青森県の弘前城が遠い・・・。


犬連れペット連れで宿泊できるホテル

自然に囲まれた山間の宿で、ワンコはログハウスに宿泊可能。近くには僧都川の清流があるので川遊びも楽しめ、ドッグランではワンコものびのび走れます。

源泉かけ流しの温泉があり、大浴場が2つと家族風呂が2つあるので健康増進、美肌効果に期待です。僧都川の清流で育った「あまご」の料理をはじめ地元料理が堪能できます。


まとめ

リアス式海岸によって豊かな漁場を持ち、鯛やハマチ、真珠の養殖では日本一の宇和島。

海岸線をドライブしていると、どこでも養殖の生簀があり、海一面養殖だらけです。地形的に養殖に便利な場所なのでしょう。

次に来るときは鯛めしやハマチを絶対食べてやる!と誓った今日このごろであった。

愛媛県の南部は色々な場所で石垣を見ることが出来ます。道路横の畑に普通に石垣積みがあるので、文化として何かあるのでしょう。





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