しまなみ海道に犬連れおでかけ観光旅行 因島~生口島~大三島~伯方島~大島のおすすめの場所




広島県尾道市と愛媛県今治市を結ぶ西瀬戸自動車道、通称「しまなみ海道」ですが1999年5月に全ての橋が完成した時の大渋滞から現在までずっと見続けてきました。

2006年4月にやっと広島県尾道市~愛媛県今治市の直通ルートが開通してすぐに四国に遊びに行きました。四国がすごく身近に感じたのを覚えています。


向島からしまなみ海道へ

尾道の向島から因島へ行く自転車や歩行者用の道。多くのサイクリスト達が通っています。

コロナ前は外国人もママチャリでしまなみ海道を通っていました。たまに走っている強者もいます。


因島大橋は上が車道で下が歩行者用通路。


歩行者用通路は先が見えないほどの直線道路。


向島にある犬と一緒に入れる施設やランチが出来る店

胡蝶蘭などの洋蘭が安く購入出来る人気の施設で、カレー屋が併設されています。芝生の広場でワンコと散歩も可能ですが、近くの高見山までの遊歩道が整備されているのでいい運動になります。


オーシャンビューのテラス席でワンコと一緒に食事ができます。パンケーキが人気のお店です。


因島には村上海賊の村上水軍城があり犬も入館OK

因島大橋記念公園が閉鎖され、大浜埼燈台までの道のりも寂れてしまいました。後ろに見える建物もかなり痛みが見られます。

人がいないのでワンコも自由に遊べます。


隣は海水浴場になっていて夏には地元の家族連れが数人いる程度です。ここも昔は店やキャンプが出来る施設があったようですが何もなくなりました。

奥に見えるのが大浜埼燈台です。手前に大浜埼灯台記念館があり、明治27年(1894)に造られた灯台の当時の様子が保存されています。


無料駐車場の直ぐ側にある左側に見える建物が、無料で入れる因島資料館。ワンコも抱っこすれば入館できます。重たいのでドッグリュックで潜入します。


内部は手作り感満載の小さな資料館です。


階段を登って右に見える建物に入ります。

因島水軍城は因島村上氏が残した武具や遺品・古文書などを歴史資料として展示している資料館です。

<< 開館時間 >> 9:30~17:00 木曜日休館日

<< 観覧料 >> 大人330円 小人(小学生~中学生)160円


因島を見渡せるほどの高さはないようです。正面の建物が因島水軍城です。HPなどを見てもワンコについて何も書いていませんが、受付で聞くと抱っこすれば入館出来るとの事。


内部の様子。

因島村上家は中世瀬戸内海の中心にあって11万4千石を領有した海の大名でもあり、数百年に渡って瀬戸内海の制海を握った一族です。


当時の刀や武具も残っています。尾道市有形文化財に指定されているものも。


生口島は国宝三重塔や耕三寺博物館が人気

耕三寺博物館は犬OKな場所(建物以外)

無料駐車場が近くに複数あるのでそこを利用しましょう。


駐車場の隣には「島ごころSETODA本店」があります。国産レモン有数の生産地である瀬戸田。地元で取れたレモンを使ったレモンケーキが人気です。


商店街のすぐそばにあるド派手な耕三寺。2003年に15棟もの堂塔が国の登録有形文化財に指定されています。

初代住職・耕三寺耕三が母親の菩提寺として、昭和11年より30年余りの歳月をかけて建立した浄土真宗本願寺派の寺院です。


門を入ってすぐに蓮の花が出迎えてくれました。

<< 耕三寺の花ごよみ >>

桜:3月下旬~4月上旬(境内全域)

つつじ:4月中旬~5月下旬(境内全域)

蓮:6月下旬~8月下旬(境内下段)

紅葉:11月中旬~12月上旬(境内上段)


入館料を払ってすぐに見える五重塔。


<< 耕三寺博物館 >>

開館時間:9:00~17:00(年中無休)

入館料金:大人1400円 大学生1000円 高校生800円 シニア(65歳以上)1200円 中学生以下無料 

耕三寺境内・未来心の丘・金剛館の料金込みです。


耕三寺博物館にはこのような展示館が複数あります。

耕三寺境内の法宝蔵と僧宝蔵および分館・金剛館にて、耕三寺耕三が集めた美術品を中心に常設展示しています。


左の建物はお土産屋。五重塔から入口方面を見たアングルです。


立派な「孝養門」が見えてきます。


細工が素晴らしい。昭和の建築でここまでの細工は全国でも少ないと思われます。


個人的感想:金もってんなー。このレベルの建物を作るのに財源はどこから?って思いました。


本堂が地味に見えます。


鯉がいて蓮の花が咲いている。極楽浄土をイメージしたのかも?


奥にある救世観音大尊像から「未来心の丘」へ行くことが出来ます。

耕三寺  ⬅公式HPでご確認ください。


「未来心の丘」は約3000トンも使用した大理石庭園

未来心の丘はイタリアで活躍する彫刻家・杭谷一東氏が設計・制作した大理石庭園です。5,000㎡余りの敷地には約3,000トンの大理石を使って大小様々なモニュメントが作られています。


モニュメントにはそれぞれ名前がついています。


作るのが大変だったろうと・・・。


変なコンビ。そっくり?


「カフェクオーレ」があるので休憩出来ます。


一番上にあるモニュメント。大人気な写真撮影スポットです。


今日は湿度が高く、コタ君はお疲れ気味。


一番上から見た生口島の景色。


耕三寺博物館の目の前にある「ドルチェ 耕三寺前店」でアイスクリームを食べて休憩。

本店は途中の道路沿いにあってそちらも人気店です。ネット注文もありますよ。

楽天市場のジェラートランキングで第1位を取っている人気のジェラートです。


いちごのソルベと瀬戸田のデコみかんのダブルを注文。うますぎです。


こちらも耕三寺の前にある店「HYAKKOYA -ひゃっこや- 世界にひとつだけのレモネード」。テレビ番組の「帰れマンデー見っけ隊」で紹介されたレモネード専門店。

外に席があるのでそちらを利用しようと思ったら、ワンコは抱っこなら店内もOKだそうです。ドッグリュックで店内に入ります。


レモンの香り袋を無料でもらえます。レモンの香りが仄かに漂ってきます。


1日5食限定の「和牛ローストビーフサンド」と「オリジナルレモネード」を注文。ローストビーフはコタ君といっしょにぺろりでした。レモネードは苦味や酸味がなく、子供でも飲みやすい味だと思います。中のレモンも食べられます。


しおまち商店街~国宝三重塔

商店街にある玉木商店。ここのローストチキンは人気があり、土日祝日だと午前中に売り切れることもあります。足、手羽共400円。

個人的には足がお勧めです。今回はコタ君と分けて食べました。

ここはいつもテレビに出てくる岡哲商店。出来立てのコロッケが食べられます。コロッケ1個100円。お金を払う時は100万円。ハイパーインフレなお店です。店の前に貼ってある紙は、テレビや雑誌取材の時の記事となっています。来るたびにこの紙が増えてます。

その他はサイクリスト用の店などが増えていますね。


商店街を抜けるとフェリー乗り場です。


商店街の途中から山道を通って


向上寺 国宝三重塔に着きました。


大三島の大山祇神社には有名な武将の鎧がある

大三島と言えばなんでしょうか?

もちろん大山祇神社(おおやまづみじんじゃ)です!

初めて行ったときは、ほとんどの方がびっくりすると思うんですよ。なぜこんな所に1300年以上の歴史を持つ立派な神社が?



神社入口にて

乎千命御手植の楠

幹周11.1m、根周り20m、樹高約15.6m。伝承樹齢2600年。

コタ君と一緒にお参りしてきました。

私は御朱印は集めていませんが、各地でお参りするのが趣味です。

ここへ来たら、ついでにここにも必ず行って欲しいのです。

大山祇神社宝物館 ⬅公式HPがないので残念なのですが。

歴史の教科書に載っている、国宝や重要文化財の指定をうけた日本の甲冑の約4割など。源義経や源頼朝の鎧が目の前に!本当にあったのねと思わずにはいられない経験でした。


ファイナルファンタジーシリーズの源氏の鎧って源義経の鎧だと思うのですが、伝説級の防具を目の前にして各種ステータスが上がる思いです。

他鎧、兜、刀剣類などを見る事が出来ます。男は剣に狂うのですよ。フッフッフ・・・。



神社の目の前にある「大漁」。開店前に名前を記入して予約するのですが、平日でも行列が出来ているので休日だと1時間待ちは普通です。


大三島ICを降りてすぐの「道の駅 今治市多々羅しまなみ公園」は、しまなみ海道沿いにある道の駅で一番人が多い道の駅です。休日は駐車場に入るための行列が出来ているので、注意が必要です。


その他の場所

海岸通りをずっとドライブすると不思議な建物が多いです。


瀬戸内海の島々はどこも同じように見えます。


人も少なく、時間がある人はのんびりドライブ出来ますよ。


最後は海で遊んで帰りました。冬の時期でも普通に海に入ろうとする困ったワンコです。



伯方島「ドルフィンファームしまなみ」でイルカと触れ合える

道の駅「伯方SCパーク」の隣りにある「ドルフィンファームしまなみ」へ行ってきました。

ここはワンコ連れでも入ることが出来るイルカと触れ合える場所です。イルカを「見る」「さわる」「およぐ」など貴重な経験ができる場所なのです。

見るだけなら入場料が大人(中学生以上)が500円。子供(4歳以上)が400円と割安なのも魅力。


コタ君は海の中の巨大生物にビビってたのですが、間近でイルカを見れる人間は興奮します。


イルカに触れられるほど近寄れます。


オートキャンプ場も併設されていてコテージがトレーラーハウスなので、小さいお子さんがいるご家庭でものんびり過ごすことが可能です。

バーベキューは予約制ですが、食材から炭火コンロ一式まで全て揃っているので、隣りにある海水浴場で遊んだ後にはお腹いっぱい食べられます。

ドルフィンファームしまなみ ⬅詳しくは公式サイトで詳細をご確認ください。



大角豆島にはエンジェルロードが出現します。

この日は中潮ですが、それでもこれだけの道が現れるので潮見表を確認して行きましょう。

泳げるかなと思ったのですが、岩牡蠣が多いので泳ぐのは不向きでした。



大島は海賊の本拠地~犬連れペット連れで食事(ランチ)が出来る店

村上海賊ミュージアムに到着。この日は休みなのですが、ワンコは入れません。


村上海賊ミュージアムの目の前にある「能島水軍」。海鮮丼がおすすめです。

テラス席ではワンコ同伴で食事が出来ます。


「能島城跡」瀬戸内海でも屈指の潮の流れが早い場所だと思います。

こんな所によく城を建てれたものだと不思議に思えます。


よしうみバラ公園。もう時期が過ぎていたので、花がほとんど散っています。


隣りにある売店でコラーゲン入りのローズヒップソフトクリームを食べました。

お肌が気になる年頃なので・・・。

夏の散歩にはネッククーラーが便利です。両手がフリーになりリードを持つのに邪魔になりません。

冷却プレートが冷たくて気持ちいいので、通勤にも役立ちます。プレゼントにも最適!


亀老山展望公園の駐車場の隣りにある売店前。

藻塩ジェラートを食べたのですが、かなり塩分強めの味です。


しまなみ海道を上から見れる場所は少ないので、中々の絶景です。

亀老山の標高が307mなのですが、天気がいいともっと遠くまで見通す事が出来ます。


「道の駅 よしうみいきいき館」はサイクリスト御用達の道の駅ですが、魚介類関係の食事も人気の道の駅。来島海峡急流観潮船があるのですが、ワンコは禁止でした。


テラス席があるのでワンコ連れでも大丈夫で、海鮮丼や鱧天丼以外にも七輪で食べる海鮮BBQが人気。


はみ出し鯛カツバーガーとオレンジソーダを注文。ソースが少ないのでバーガーという感じではなく、バンズに白身フライを挟んだだけのような味。


愛媛県でよく売っているじゃこ天。白身魚をすり潰しているのですが、骨があまりなかったので食べやすいじゃこ天でした。


しまなみ海道にある犬連れペット連れで宿泊できるホテル

大型犬まで同じ部屋で宿泊できます。マナーウェアが必要ですが、一緒にベッドで眠ってもOK。一棟貸しなので他の人に気兼ねなく過ごせます。人間一人から宿泊可能。


大型犬まで同じ部屋で宿泊できます。ドッグランあり。一棟貸しなので他の人に気兼ねなく過ごせます。


超大型犬まで同じ部屋で宿泊できます。グランピング施設専用ドッグランあり。


しまなみ海道から少し東にある小さな島、岩城島。橋がないので近隣の島から船で行くしかない不便な場所にあるのですが、人気の宿となっています。

ペット同室で宿泊できるのでワンコも安心。ホテルの下には砂浜が広がり、海辺の散歩にワンコも満足できます。

瀬戸内海で獲れた新鮮な食材を使った料理が好評で、温泉は源泉掛け流しの秘湯の湯が人気の宿です。


目の前は瀬戸内海、後は山に囲まれた静かな環境に恵まれた所にある宿です。

敷地面積は約1500坪と広く散歩には最適な所で、敷地内のドッグランや目の前の砂浜で元気いっぱいに走らせることができます。

ワンコにはコテージの1棟貸しがオススメです。地元漁師からオーナーが直接仕入れる旬の地魚と、自家製の野菜を使った食事が人気の宿。

ペット同伴希望の場合は電話での予約が必要です。


最近のしまなみ海道は

サイクリストが平日、祝日問わず、かなり増えています。レンタサイクルが色んな場所にあるみたいなので、外国人も普通にママチャリでしまなみ海道を通っています。

サイクリスト用のカフェや休憩所もかなり増えました。

サイクリスト用のホテルもあるので、車で尾道や今治に来てそこからロードバイクでしまなみ海道を通っているみたいです。そこまでして自転車乗りたいの?と乗らない私は思うわけですよ。


私がアルプスにある乗鞍岳(標高3,026m)を登りに行った時ですが

バスターミナルが標高2,702mにあるのですが、そこまでロードバイクで登る人がいるんですよ!サイクリストすげー!!サイクリストからすれば、そこまでして山に登りたいの?と言われそうですが。


あと注意して欲しいのですが、しまなみ海道は基本は片側1車線です。何カ所か2車線になる所もありますが、距離も僅かです。

ゴールデンウィークとか、年末年始とかの大型連休には大渋滞となります。ゴールデンウイークに上りが40キロクラスの大渋滞となっている時がありました。


しまなみ海道の東にある瀬戸大橋は全線片側2車線で、基本住民以外はPA以外の途中の島に降りられません。だから渋滞になりにくいのです。

しまなみ海道は途中の島からも乗る人が多く、高速を降りて一般道で行くという選択肢がない為に、逃げる事が出来ない恐ろしい道となります。

大型連休時のしまなみ海道は午前中に通行することをお勧めします。





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