中央アルプスの一番南に位置する恵那山(標高2,191m)ですが、近くの中央アルプスの空木岳(標高2,864m)や木曽駒ヶ岳(標高2,956m)に比べて700mほど標高が低いです。
そのために5月から11月でも登山適期となります。
展望地もありますが、ほぼ登山道は樹木で覆われて山頂も森林限界を超えません。
恵那山登山駐車場までのアクセス
広河原ルートで登る場合の駐車場の位置です。
園原ICを降りて5キロほどあり、約10分で到着します。
駐車場全体はこのようになっており、約20台ほど駐車出来ます。駐車料金無料です。
この時点で5月31日。気温が少し低めなので肌寒いです。
駐車場にある公衆トイレ。協力金の金額は書いてありませんでした。
登山ゲート。熊が出没したことがあるそうです。この付近で標高1,100mほどあります。
駐車場から登山口まで舗装された道路を歩いて行きます。
途中の砂防ダムを工事していました。
砂防ダムがもういっぱいなので、土石流が心配です。
川の反対側にある山肌はクラックが入り、落石が多いので危険な場所みたいです。
恵那山登山口から登山開始
駐車場から歩くこと20分、やっと登山口に到着です。この時点で7時57分。
川をこの橋で渡ります。
川の水はキレイで冷たいです。
登山道には木で作ったはしごが複数存在しています。
その他にも登山道の草刈りをしている人たちもいました。
登山道の整備をする人には頭が下がります。彼らの努力なくして登山は出来ません。
途中にはこのような看板があり、どの程度進んだのか分かるようになっています。
ですが、歩いても歩いても進んだ気にならない看板です。この時点で8時39分。登山口から42分です。
このような木々の間を登っていきます。今日は天気が悪く、雨雲が近づいているので、休憩もせずにガンガン登っています。
途中でやっと景色が拝める場所に到着。
やっと半分登りました。ここまででかなり疲れました。
こんなに疲れるのになぜ登るのだろうか?といつも不思議に思います。
少し登って、このあたりが一番景色がいい所です。
天気がいいとかなり遠くまで見えると思うのですが、雲が邪魔でよく見えません。
すでに頂上にきた気分になるのですが、まだまだ先は長いです。
残り1/3なのですが、かなり疲れています。落石もなく登りやすいとは思うのですが、他に登る人はあまりいないので、ペースが分かりにくいかも。
ずっとこの様な登山道を上っています。景色が変わらないので進んでいる気がしません。
ですがこの場所でも標高2,000m以上あります。
最後の案内看板です。この時点で9時20分。登山口から1時間23分。
この最後の300mは長く感じます。体感では500mほどありました。
山肌に苔が生えていていい感じです。
人が足を踏み入れない場所の苔は見事に育ちます。
恵那山山頂に到着です。この時点で9時28分。登山口から1時間31分で頂上に到着です。
かなり疲れました。日曜日なのに10人も会っていません、百名山とはいえ人気がない山かも。
山頂ですが、他に人がいない・・・。
木製の展望台があるので、上に登ってみます。
頂上からの景色が何も見えない・・・。
木が邪魔で景色が全然見えません。
周りを見てると何やら建物が見えました。
恵那神社本社がありました。イザナギ大神とイザナミ大神が祀られています。
近くにももう一つ小さい社がありました。
まとめ
どうやら恵那山の最高地点は山頂小屋がある場所のようで、展望台がある所から10分程度すすんだ場所のようです。
標高1mほど違うみたいです。
ですが展望台は高さ3mほどあるので、展望台の上が恵那山の最高高さだ!
5月31日でも曇っていたら肌寒い気温ですので、装備もそれなりに必要です。
霧雨から小雨も降ってきたので、休憩もそこそこに山をすぐ降りることになりました。
全体的に地味な山なのですが、日本百名山の基準がよくわからない山でした。
日本百名山に選ばれてなくても美しい山はいっぱいあります。
山の麓にある周辺施設
釣り堀やカフェ、民宿もあり、休憩できる場所もあります。
人気なのが花桃の里で例年のGW中は以下のような景色を見ることが出来る場所です。
4月中旬から5月中旬にかけて、10,000本の赤、白、ピンクの3色の花が咲き誇る場所です。
にて花桃まつりの詳細が確認できます。
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