木曽駒ヶ岳(標高2956m)にロープウェイを使って楽々登山 初心者にもやさしい日本百名山の一つ




木曽駒ヶ岳登山には「菅の台バスセンター」が便利

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中央自動車道「駒ヶ根IC」から直線約2キロで「菅の台バスセンター」に到着するのでわかりやすいと思います。

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駒ヶ根駅からバスで約40分。

高速バス駒ヶ根インターからバス約35分で「しらび平」まで行くことも出来ます。


菅の台バスセンターのチケット売り場。奥に駐車場があります。350台収容・平面駐車場・屋根なし・24時間営業・機械式です。

ここからバス+ロープウェイを利用して千畳敷駅(標高2612m)までの往復が大人4,200円。クレジットカードも使えるので現金持たない派の私も安心です。

夏場の土日だと始発が5:15分の場合もあり、車中泊する人もかなり多いです。


土日は始発に数百人の行列が出来るので、早めの行動が必要です。


24時間で800円なので安い?さすがの百名山なので全国各地の車のナンバーが見られます。

駒ヶ岳ロープウェイ ⬅詳しい運賃・時刻表はこちらを参考にしてください。


駒ヶ岳ロープウェイで「しらび平駅」から「千畳敷駅」

バスに乗って30分ほどでしらび平駅に到着します。そしてまたここでロープウェイに乗るために並びます。

夏場は30分間隔、それ以外は1時間間隔でロープウェイが運行していますが、朝は人が多いので待つことが多いと思います。


しらび平駅は標高が1662mもあるのですが、そこから千畳敷駅2612mまでの900m以上を登ります。


帰りの定期バスは30分間隔です。帰る時間も事前にチェック!


ロープウェイからの眺め。滝がいくつもありロープウェイがないとどうやって登るのかわかりません。


日本最高所駅の千畳敷駅(標高2612m)に到着

ロープウェイは7分ほどですがあっという間に千畳敷駅まで到着しました。

8月31日、8時17分の晴れで気温18℃でした。昼から天気が荒れるそうなので早めの下山をする予定。


駅を出ると千畳敷カールが一面に広がります。ここには登山客だけでなく、散歩をする観光客も大勢います。

カールは北アルプスの涸沢カール、日高山脈の七ツ沼カールなどと同じで氷河期に山上にあった氷河で削られた跡で、スプーンでえぐったような凹地です。

カールの底は傾斜もなだらかで、一面に高山植物が咲き、遊歩道が整備されています。


標高2600m以上もあるので、すぐに登らずに身体を慣らしてから登ります。

写真を撮ったり、景色を見ているだけでも素晴らしい場所だと思います。


遠くに見えるのが南アルプスの山々です。

本当は甲斐駒ヶ岳に登ろうと思っていたのですが、運行バスが令和2年は全運休となっていました。仙丈ヶ岳方面は自家用車で行けるのかな?乗鞍岳も道路復旧が未定となっていたので、事前に調べないと1日が無駄になりそうです。

だから急遽、木曽駒ヶ岳に登ることに・・・。


木曽駒ヶ岳(標高2956m)目指して登山開始

身体を慣らしたので、登山開始!千畳敷駅からすぐの駒ヶ岳神社でお参りして出発です。

この時点で8時31分。


2年前に登った時は高校生の集団と一緒だったので、待つのに疲れました・・・。


8月31日なので高山植物のピークは過ぎているかも。


一番最初の千畳敷カールからの登りが一番きついです。


途中に振り返ると景色を見入ってしまいます。


乗越浄土に到着。ここまでくれば後はきつい坂はありません。

この時点で8時52分。正面奥に見えるのが中岳です。

頂上に向かうので左側の方へ進みます。


乗越浄土を振り返るとここでも絶景が広がります。


赤い屋根の建物は天狗荘。


少し進むと宝剣山荘に到着します。ここで宝剣岳ルートと木曽駒ヶ岳ルートに分かれます。

2年前に来た時は外国人がいっぱいでした。外国でも有名な山ということでしょう。


木曽駒ヶ岳に向かって登ります。


ここまでくると高山植物も変わってきます。


振り返ると右側に宝剣山荘と天狗荘が見えます。真ん中辺りが乗越浄土となります。


中岳山頂(標高2925m)に到着!

この時点で9時1分。この場所でも頂上に登った気分は味わえます。


木曽駒ヶ岳には中岳山頂から一旦降りて行きます。青い屋根の建物は駒ヶ岳頂上山荘。


中央アルプスでは半世紀前に絶滅されたとされる国の特別天然記念物の「ライチョウ」。

ライチョウの復活を目指す環境省は2020年8月1日、北アルプスの乗鞍岳(標高3026m)から3家族19羽(母鳥3羽、ヒナ16羽)を中央アルプスの木曽駒ケ岳(標高2956m)にヘリコプターで移送しました。

現地で1週間ほど保護し、放鳥したみたいです。5年後に100羽まで増やす計画なので楽しみです。

以前、仙丈ヶ岳に登った時にライチョウに出会えました。すごく感激したのを覚えています。



その時に出会ったライチョウの動画をインスタでアップしています。


アルプスの山々を登っているといつもライチョウを探しています。

駒ヶ岳頂上山荘の横を通ります。


駒ヶ岳頂上山荘の横に看板があります。キャンプ場と明記してあるのでキャンプ出来るのでしょう。私はキャンプをしたことないのですが、夜の景色は素晴らしいみたいです。

奥に頂上が見えるので、もう少しで駒ヶ岳頂上です。


駒ヶ岳頂上に到着!標高3000mほどになると酸素濃度が70%ほどになります。

だから疲れやすくなり、人によっては高山病になることもあるので注意が必要です。


木曽駒ヶ岳頂上2956mの場所。

この時点で9時15分。44分で登ることが出来ました。2年前は55分で登っているので2年前の自分に勝った!

アルプスの山々でも乗鞍岳と同じレベルの短い時間と距離です。

登山初心者にもやさしいお手軽3000m級を味わえます。


頂上からの景色です。スマホの温度計でみると気温が15℃でした。


頂上には木曽駒ヶ嶽神社があります。

無事を祈ってここでもお参りします。その後はおやつタイム!栄養補給は大事です。


宝剣岳(標高2931m)

宝剣山荘横まで降りてきました。

今日は昼から天気が荒れるそうなので早めに降りてきたのですが、この時点で9時48分なのでついでに宝剣岳にも行くことにしました。


ここは岩山みたいです。


少し登って振り返った景色。


谷底を覗いています。


ロープやチェーンを使って登っていきます。

アスレチックみたいで楽しかったです。


宝剣岳頂上にある小さな祠。


頂上の岩。


宝剣岳頂上からの景色。


この先にも登山道があったのですが、かなり雲が多くなってきたので帰ることにしました。

山で無理はよくないよ!雨が降ると滑って危ないので嫌いなんです。


菅の台バスセンター周辺の施設

周辺にはホテルや飲食店も多くありますが、菅の台バスセンターの隣に「観光案内所・駒ヶ根ファームス」があります。お土産屋や食事も出来る場所があります。


農産物直売所もありました。


奥にある農産物加工所でパンやソフトクリームが販売されています。


すずらん牛乳100%使用のミルクソフトとブルーベリーのミックス(250円)を注文しました。

夏の散歩にはネッククーラーが便利です。両手がフリーになりリードを持つのに邪魔になりません。

冷却プレートが冷たくて気持ちいいので、通勤にも役立ちます。プレゼントにも最適!


この周辺一帯が散策出来るようです。


山に登らなくてものんびり出来る場所のようです。

水もきれいでワンコも川遊びが出来そうでした。


現存天守12城の一つ長野県の国宝「松本城」

コタ君がいると城をゆっくり見れないので一人で堪能してきました。

松本城は周囲はいいのですが、敷地内の有料スペースは犬禁止のようです。


火縄銃のコレクションが半端ないです。


次はコタ君と一緒に写真を撮ろうと思います。

毎年8月下旬~10月下旬に天守の漆塗替え工事をしているそうなので、白い仮設テントがあります。職人がロープで外壁を掃除&塗装をしている最中でした。

工事期間中はいい写真が撮れないので、時期を外す必要がありそうです。


まとめ

木曽駒ヶ岳は初心者にもやさしいお手軽3000m級なので、挑戦して欲しい山です。

人気の山で土日祝日のバスの始発はかなりの混雑になるので、出来るなら平日がオススメです。

山に登りたくない人でも、ロープウェイに乗って千畳敷カール周辺を散歩するだけでも絶景を楽しめます。


菅の台バスセンター周辺の施設には飲食店も多いので、ゆっくりランチを楽しんでいる人も大勢いました。

自然を満喫できる場所なので、のんびり過ごすことが可能な場所だと思います。





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