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犬が自分がリーダーだと思いこむ理由は?


犬との付き合いは最初が肝心な理由

どんなに飼い主と犬の仲がよくても、同等の友人にはなれません。犬は元々群れで暮らし、序列を守って生きて来た動物です。人と暮らすようになっても、その習性は変わりません。

飼い主家族という群れの中でも、主従関係と序列をはっきりとさせておく必要があります。

そのためには、初めて家に迎え入れる時がなによりも肝心です。犬は自分より下位のものには従いません。まずは、家族全員の中で自分(犬)の順位が一番低い事を教えて、自覚させていきます。

重要なのは、どんな時でも人がリーダーである事をはっきりさせる事です。「しつけ」は家族の誰かがするのではなく、出来れば全員が同じ意識を持って参加しましょう。

犬を人の下におくのはかわいそうと思う人もいるかもしれませんが、犬は本来ひとりで気ままに生きる事は苦手なのです。自由にされると、かえって戸惑ってしまいます。

信頼するリーダーに従って暮らす方が、よほど快適だと考えましょう。人と犬が幸せに共存するためにも「しつけ」が必要なのです。

子犬が手をかんでくる理由 

子犬とじゃれているときに、ガブリと手をかまれた事はないでしょうか?

犬は成長していく中で、母犬から「かみ方」を教わります。また、兄弟同士で遊ぶうちに、相手が痛くないかみ方や力の入れ方を覚えるものです。

こうした機関が短い子犬は、かみ方を知らないまま成長します。だから遊びに夢中になって、飼い主の手も本気でかんでしまう事があるのです。

犬は本能的に群れの中の順位をつねに確認しています。子犬が飼い主より優位な立場だと勘違いすると、かみ癖がついてしまいます。

かまれた時は手を引っ込めずに、犬のあごを抑え込み、あくまで飼い主の順位が上である事を覚えさせましょう。

また、専用のおもちゃを与えるなどをして、かんでいいものと悪いものを教えましょう。母犬の代わりとなって、子犬をしつけるのも飼い主の役目です。

大人になってもすぐに飛びついてくる理由

帰宅したときや名前を読んだときに、すぐに走ってきて飛びつこうとする愛犬。愛犬が喜んでくれる姿を見るのは飼い主にとってもうれしい瞬間です。

少し気を付けて欲しいのは、自由に飛びつかせていると、愛犬が勘違いする事です。「飛びつけば遊んでくれる」「ご飯をくれる」「なんでもしてくれる」と思って、その癖が抜けなくなる可能性があるのです。

どんな時も、飼い主がリーダーである事を忘れさせてはいけません。

この飛びつく癖をやめさせるには、反応しない事がなにより効果的です。飛びつかれても愛犬に背を向けたり、知らんぷりをしたりと、無視をするのです。

大きな声で叱りつけても、褒められていると思う場合もあって逆効果になることも。無視する事が、犬にとっては最大のお仕置きになります。

興奮している時には「おすわり」をさせて落ち着かせるのもいいでしょう。

この習慣を繰り返せば「飛びつくのはよくない」と学んで、徐々にやめていくようになります。

飼い主へのマウンティングをする理由 

マウンティングとは、ほかの犬に後ろから乗りかかって腰を動かす行為で、交尾の時の姿勢です。

これを飼い主に対しても行う時があります。前足をからみつかせてきて、腰を振ってくる事がないでしょうか?

これは犬が発情している訳ではありません。飼い主にマウンティングをしようとするのは、優位性を示すためです。あるいは親しい仲間であると確認する為に行っています。

愛犬がマウンティングをしてきたら、犬の後ろ足を払ったり、ひざで押さえつけたりしてすぐにやめさせます。飼い主がリーダーだとすぐに態度で示し、相手にしない事を教えてください。

また、リビングにあるクッションやぬいぐるみにも、「自分の所有物だ」とばかりにマウンティングをすることもあります。この場合もクッションなどを黙って取り上げて、相手にしない態度を取りましょう。

食事を催促するようになる理由

愛犬の毎日の食事はどのタイミングで与えているでしょうか?「家族が食事をする時に一緒に出す」のは間違っています。飼い主が食事をする前に与えるのはもっとダメな行為です。

群れのリーダー(飼い主)が食べた後に、犬に食事を与えるルールにしましょう。先に食事を与えられると、自分の序列が上だと思ってしまいます。

また、毎日決まった時間に食事を与えるのも、あまりよくありません。その時間になると食事がもらえると思い、催促するようになります。

そして、「催促するとご飯が出てくる」を繰り返すと、自分がリーダーだと勘違いします。

できれば家族が食べる時間と少しずらして与え、もし欲しがっているようでも、無視するのがいいでしょう。そして与える際には「待て」と、一度間を取ってから「よし」と食べてもいい合図を出します。

ただ、犬が食べている間は体を触ったり、邪魔をしたりしないようにしましょう。大切な食事の時間です。野生の時の本能が目覚め、横取りされると勘違いして、「ウー」とうなったり、かみついてくる事もあります。

うなって自分の想いを通す理由

ボール投げをして遊んでいたら、最後にボールをくわえて離さなくなった。無理に取り上げようとすると、飼い主にも「ウー」とうなり声を発する。

ひょっとしたら、飼い主のあなたを信頼していないのかもしれません。または自分がリーダーだと思っていて、指示に従わないケースもあります。

犬にも機嫌の悪い時があります。なにかのきっかけで愛犬がうなった時に、なだめた事はありませんか?対応を間違ったために「うなれば、いう事をきいてくれる」と学習してしまう事もあります。

ボールを離さないのも、「うなれば大丈夫」との心理からです。

ここで、あきらめてはいけません。別のおもちゃを見せるなどして、犬からボールを奪って下さい。うなっても役に立たない事を教えて、飼い主の命令に従わなければいけないというルールを確認させます。

ブラッシングや爪切りの際にうなる場合は、過去に痛い思いを経験したからという事もあります。この場合は犬の体にやさしくふれて、信頼を築いていけば、徐々にうなり声はなくなっていくでしょう。

飼い主のベッドで一緒に寝る理由

愛犬が可愛いあまり、寝る時も一緒にいたい。そんな思いで同じベッドで寄り添って寝る人がいます。また、犬がベッドに潜り込んでくるのを許している飼い主も多いかもしれません。

飼い主のベッドで寝るのは、犬にとってはうれしい習慣です。野生の時の犬は巣穴の中で仲間と寄り添って寝ていました。この習性は今も残っていて、できれば飼い主の横で体を温めあって眠りたいと思っています。

でもこれはおお勧めできる習慣ではありません。この関係を許していると、飼い主をリーダーではなく仲間だと感じてしまいます。

同じベッドでも、飼い主の足元で小さくなって眠っている内はまだ大丈夫です。どんどんベッドを占領してくるようになれば、飼い主をリーダーだとは思わなくなります。そうなる前にきちんと一線をひくようにしましょう。

リビングのソファーでくつろぐ理由

ベッドで一緒に寝るシチュエーションはリビングでも起こります。飼い主に甘えたいのか、座っているソファーの横に愛犬が乗ってきたり、体を寄せてもたれかかってきたりなど。

なにも対処せずにそのままの状態で放置しておくと、やがて飼い主がいなくても自分だけでソファーに寝そべります。

ときには飼い主が座っていても、ちょっかいを出し押しのけるようにソファーに座ろうとさえします。

それはまるで犬の方が序列が上の様な振る舞いです。このソファーは自分のものと勘違いし始め、完全に図に乗ってしまいます。

最初に飼い主にもたれかかったときに、はっきりと拒否するのが正しい反応です。かわいそうな気もして、ちょっと勇気が必要だと思います。

ソファーにはいっさい座らせない。または飼い主が来たらソファーから追い出すといったルールでしつけます。

リビングのソファーは飼い主家族のものとしっかり認識させる事が必要です。

愛犬の態度が大きくなった理由

お父さんが部屋に入ろうとしても、その前に犬が寝そべって動こうとしない。玄関前に飼い主家族が邪魔に感じるほどのスペースを占領して寝ているなど。気が付いたら最近なんだか、愛犬が家の中で横柄な態度になってきた。

これらの兆候は少し危ないです。犬が自分の群れ(家族)のリーダーだと信じてしまっている証です。家族の行動を邪魔しているように見えるのは、リーダーとして家族を監視しているのかもしれません。

よく面倒をみてくれるお母さんが2番目で、お父さんは3番目といった序列を犬は自分の中で決めてしまいます。

序列が低いお父さんが言う事には聞く耳持たずで、ぐうたらな態度を取っていませんか?

ここまでくればなかなかやっかいですが、散歩や食事などの日常生活の中で、もう一度愛犬との関係を見直してみましょう。飼い主に従っていた方が安心と、教えていく事が大切です。

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